AKB48の楽曲を毎回買うわけではなく、まあだいたい1コおきくらいにお気に入りがきます。前作『恋するフォーチュンクッキー』がよかったので、パターンからいけば今作はパスかなと思っていたのですが、買っちゃいました。
前回が「80年代ディスコ調」で、ボクたちの中にある“郷愁”を誘うことに味をしめたのか、今回は1960年代のグループサウンズときた。ここまでくると、かえって新しい音楽に聞こえるから不思議。でも、どこかで懐かしさも覚える。
さらに、注目すべきは、ミュージックビデオを金子修介氏が監督していること。
金子監督といえば、ガメラ&ゴジラ、『デスノート』の監督として知られていますが、大の歌謡曲マニアでもあります。ですから、今回の起用は必然であったといえます。
また、金子監督は『F』のオープニングシーンのような、お尻がムズムズするような“青春”を描き出すことにも定評があって、そのあたりの手腕も今回のビデオでいかんなく発揮されています。
とはいえ、おそらくはとても“ツボ”をおさえたビデオになっているのだとは思いますが、そこまでこちらの造詣が深くないので、表面的な魅力しか堪能していないのかもしれない、というところが残念ではあります。
コメント