『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の謎を徹底的に解明する[準備編 その4]13番目の使徒に堕とされる

とどのつまり「13番目の使徒に堕とされる」って、どういうことなのか?

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のクライマックスにおいて、渚カヲルはこんな言葉を吐く。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

まさか第1使徒の僕が
13番目の使徒にとされるとは…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

この場面を見て、あなたはどう思っただろうか?

「なるほど、カヲルは第1使徒だったんだな。それなのに13番目の使徒にされてしまったんだな。カヲルくん、かわいそう!」

その程度の理解ですませてはいないだろうか? ……いや、それが悪いわけではない。『ヱヴァ』の物語は十分に堪能できる。実際、当ブログも最近までそのように解釈していた。あまつさえ謎解きまでおこなっているのだ。

しかし、このカヲルのセリフに少しでも違和感を抱けば、そしてセリフの意味するところを深く掘りこんでいけば、より『ヱヴァ』を愉しめるようになる。今回はその点について述べてみたい。

具体的には、上記のセリフを考察すると、芋づる式に次の疑問に対する答えを得られる。

そして、もちろん本題である次の謎も解ける。

われわれは、いかなる手段を用いても、『シン・エヴァ』の公開までに、あと2つの大きな謎を解かねばならん。そのうちのひとつが、この「13番目の使徒にとされる」なのだ。

【おことわり】

当ブログは、作品のレビューにあたっては〈ネタバレ〉なしを心がけていますが、〈謎解き〉という記事の趣旨上、壮大な〈ネタバレ〉が含まれます。あらかじめご了承ください。

また、本記事は過去の考察をもとにしていますので、まだお読みでないかたは先にそちらをご覧ください。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の謎解き記事一覧

 icon-arrow-circle-down 下の図は、当ブログの提唱する〈メタフィクション(仮想現実)〉説の核心。『序』『破』『Q』で描かれているのは、〈インフィニティ〉と呼ばれる人工生命の体内での出来事だ。『シン・エヴァ』は、そこから脱出する話になると予想している。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の虚構の構造(新)

ほんとにカヲルは「第1使徒」なのか?

当ブログが、くだんのセリフに違和感を覚える理由はなにか? それは『序』における、葛城ミサトの次のセリフだ。

 icon-arrow-circle-down ミサトは、セントラルドグマで保護されている〈リリス〉を見せながら碇シンジに言う。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

この星の生命の始まりでもあり
終息の要ともなる
第2の使徒——リリスよ
サードインパクトのトリガーとも言われているわ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
©カラー

このときミサトは〈リリス〉を「第2の使徒」と言っている。「第2」というからには、少なくとも頭のなかで「第1」の存在を意識しているはずだ。では、ミサトはこのとき「第1使徒」を何と認識していたのだろう?

先のカヲルのセリフをコトバどおりに解釈して

ミサトは〈第1使徒〉をカヲルだと認識していた

と仮定してみよう。すると、すぐに次のような疑問が頭に浮かぶ。

『破』において、月面でカヲルの姿を初めて目にしたゲンドウたちは不思議がる。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

icon-arrow-down 

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 ©カラー

ヒトか? …まさかな

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

このときゲンドウと冬月がカヲルの存在を知らなかったことはあきらかだ。カヲルを知っているけども、ふたりとも目が悪くてよく見えなかった――そんなわけではあるまい。

ゲンドウたちは知らなかったが、ミサトは前からカヲルと顔なじみだった——これも考えられない。

したがって、

ミサトは〈第1使徒〉をカヲルだと認識していた

という可能性はありえない。同時に

第1使徒 = カヲル

とも単純に考えるわけにはいかない。

もちろん、カヲルが「第1使徒の僕」と言っている以上、最終的に上記の等号は成りたつだろう——いや、成りたたねばならない。だが、そこへ至るまでに長い回り道をする必要があるのだ。

ミサトは〈第1使徒〉を何だと思っていたのか?

〈使徒〉はオーパーツである

劇中に登場した〈使徒〉を一覧表で確認してみよう。

そもそも〈使徒〉とは何だろうか? 過去の考察で次のような結論を出した。

〈使徒〉はコンピューターウィルスやバグのようなもの

これは当ブログの考察の前提だから、今回もこの結論は変更しない。ただし、あくまで『ヱヴァ』の世界の外側(虚構B)にいる存在、すなわち〈ゼーレ〉の視点で考えたものだ。

『ヱヴァ』の世界(虚構A)にいる存在、つまり人類の目に〈使徒〉はどう映っているだろうか?

まず、真っ先に思いうかぶのは、

使徒 = 人類の敵(殲滅対象)

である。あなたもこの点に異論はないはずだ。

一方で、〈リリス〉のように、〈使徒〉と呼ばれる存在がすべて殲滅対象になっているわけではない。むしろ人類は全身全霊をささげて保護している。

〈リリス〉とそのほかの〈使徒〉をおなじように「使徒」と呼んでいるからには、両者に共通点があるはずだ。それはなにか?

人類が創ったモノではない、人知のおよばないモノといえるだろう。簡潔に表現すれば

使徒 = オーパーツ

となる。

ようするに『ヱヴァ』の〈使徒〉には、

狭義の〈使徒〉人類の敵(殲滅対象)

広義の〈使徒〉 オーパーツ

と2種類の意味がある。図示するなら、下のようになる。

今後の考察の鍵となるので頭の隅にでも置いておいてほしい。

〈第1使徒〉だけは特別な存在である

「第1使徒」「13番目」と言うときの「1」や「13」という数字。これらはなにを表わしているのだろう?

劇中の展開をふまえれば、襲来してきた順番、人類が発見もしくは遭遇した順番だと考えられる。これはあなたにも同意していただけるだろう。

先の定義にしたがえば、次のように結論づけられる。

人類がオーパーツを発見した順に番号を付けている

しかしながら——。

問題のカヲルのセリフ

まさか第1使徒の僕が
13番目の使徒にとされるとは…

は、言い換えると次のようになるが……。

1番目に発見された僕が13番目に発見されるとは…

なんとも意味不明なコトバになってしまうのだ。

かりに、なんらかの論理ロジックや設定を導入することで不自然さを解決できたとする。だが、「世界をやり直す」という壮大な計画の遂行を中断してまで悩むようなことだろうか。発見された順番なんてどうでもいいではないか。

つまり、〈使徒〉の番号には〈順番〉のほかに、もっと重要な意味があるのだ。

それはなにか?

「堕とされる」という表現から、

〈使徒〉には〈序列〉のようなものが定められている

と想像できる。

〈使徒〉の番号は、人類にとってはただの〈順番〉だが、カヲルにとっては〈序列〉。「第13」は「第1」より格下である、とカヲルは認識しているのだろう。

ただし、たとえば〈第4の使徒〉と〈第5の使徒〉の間に〈序列〉はなさそうだ。〈第4の使徒〉が〈第5〉に「堕とされた」からといって、悔しがるようなことはないだろう(そもそも「悔しがる」などという感情を持っているようにも思えない)。

カヲルにとって重要だったのは、〈第1使徒〉でなくなることなのだ。それだけ〈第1使徒〉は特別な存在であることがわかる。

〈使徒〉の謎を解く鍵は〈死海文書〉にある

〈使徒〉の番号について考察するのに、ヒントとなる描写は劇中にないだろうか。すると、『Q』におけるマリ=イラストリアスのセリフが注目される。

 icon-arrow-circle-down DSSチョーカーの検知した情報を見て、マリはなにかに気づく。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

DSSチョーカーにパターン青?
ないはずの13番目?
ゲンドウ君の狙いはコレか!

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

マリのこのセリフからなにがわかるか。

「ないはずの13番目」ということは、12番目までは「ある」のだ。

どこに?

ひみつの文書かなにかに〈使徒〉に関する記述が「ある」のだと想像できる。

では、『ヱヴァ』の世界において「ひみつの文書かなにか」とは?

そう。あなたもご察しのとおり、これはもう〈死海文書〉だろう。

『ヱヴァ』の物語は、とどのつまり〈使徒〉を倒すお話だ。そして、〈使徒〉の殲滅を命じている〈ゼーレ〉やゲンドウが〈死海文書〉にもとづいて行動していることも、作品を観る者には周知の事実。〈死海文書〉に〈使徒〉にまつわる記述があるとしか考えられない。

もちろん、〈死海文書〉とは別の「ひみつの文書」が存在し、そこに書かれている可能性も完全には否定できない。ただ、そうなると作品を観ている者は、これ以上の考察は不能に陥ってしまう。

〈使徒〉の情報は〈死海文書〉に書かれている

そう考えても不都合が生じないのであれば、これを前提に考察を進めても問題あるまい。

〈死海文書〉にまつわる4つの真実

さて、〈死海文書〉については、過去にも次のように考察している。

虚構Bの人間(ゼーレ)が虚構Aの人間(ゲンドウたち)を巧みに誘導するための道具――それが〈死海文書〉

虚構Bでは〈死海文書〉は単なる作業マニュアルのようなもの

これも今回の考察で否定しない。ただし、やはり人類(虚構A)の視点で考えなければ、〈死海文書〉の真実は見えてこない。

そうなると、次のセリフに着目せざるをえない。

 icon-arrow-circle-down 『破』において、ゲンドウと冬月が月を視察に訪れたとき、次のようなコトバを交わす。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

おそらく 開示されていない
死海文書の外典がある
ゼーレは それに基づいた
シナリオを進めるつもりだ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

このセリフは劇中でも最大級の重要度を誇る。なぜならば、『ヱヴァ』の世界において、数々の謎の真相を知る人物(ゲンドウ)が語っているからだ。しかも、ゲンドウの右腕である冬月に対してつぶやいたものであり、コトバを偽る必要はない。真実が多く含まれているのだ。

実際、このセリフから次の4つの真実が浮かびあがる。

まず、〈死海文書〉には〈外典〉と呼ばれる文書が存在する。といっても、〈外典〉の存在は『序』における次のセリフですでにあきらかになっている。

 icon-arrow-circle-down 『序』の終盤、〈ゼーレ〉がカヲルに語りかける。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

そうだ
死海文書外典は
掟の書へと行を移した

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
©カラー

したがって、〈外典〉の存在そのものは新たな情報ではないが、それを補強することにはなるだろう。

2つ目の真実。開示されていない「外典」があるならば、開示されている部分もある。すなわち〈死海文書〉には〈正典〉が存在する*1。これは、〈ゼーレ〉やゲンドウの計画の真相を暴露する際に、有力な材料となる。

*1:ただし、「開示されていない死海文書の外典」は、次の2とおりに解釈できる。

①〈死海文書〉に、開示されている部分(正典)と、開示されていない部分(外典)がある。

②〈死海文書外典〉に、開示されている部分と、されていない部分がある(『ヱヴァ』の世界に〈死海文書(正典)〉は存在しない)。

ここでは①として考えているが、②の意味だったとしても、今後の考察には影響しない。ゲンドウが知りえる内容とそうでない内容がある、という点がここでの本質だからだ。

3つ目の真実は、〈死海文書〉は開示されることによってはじめて、ゲンドウたちはその内容を知ることができる、ということ。

たとえば、〈死海文書〉は紙に書かれていて、博物館でだれでも閲覧できる状態になっている——というわけではなさそうだ。

そうなると、必然的に〈死海文書〉の内容はごく一部の人にしか知らされていないと考えられる。というより、〈死海文書〉の存在そのものが、ミサトたちにも伏せられているはずだ。

たとえば、先のミサトのセリフ。

サードインパクトのトリガーとも言われているわ

これは、「第2の使徒」である〈リリス〉について、ミサトは伝聞でしか知らないことを示している。〈死海文書〉の内容はおろか存在さえも、ミサトたちには秘密にされているのだ。

4つ目の真実。これは物語の外から眺めた視点になるが、制作陣がこのようなセリフをわざわざゲンドウに言わせているのは、これがのちの展開の伏線になっているからだ。『Q』を見れば、まさに「13番目の使徒にとされる」の伏線がここにあったことがわかる。

以上のように考えると、『ヱヴァ』には次の4つの“ひみつの計画”があることになる。

  1. 〈死海文書(正典)〉にもとづく計画
  2. 〈死海文書外典〉にもとづく計画
  3. ゲンドウの秘めたる野望にもとづく計画
  4. カヲルのもくろみにもとづく計画

劇中で描写される出来事や登場人物の言動が、どの計画にもとづいたものなのか、つねに意識しておきたい。

人類にとって〈ゼーレ〉とはなにか?

ここで、〈ゼーレ〉について若干の考察を加えておきたい。

そもそも『新劇場版』において、〈ゼーレ〉は何者なのか? 過去の考察では次のような結論を出した。

〈ゼーレ〉は〈メタフィクション〉の世界(上図の虚構B)の人物である

しつこいようだが、当ブログの〈メタフィクション(仮想現実)〉説は、〈ゼーレ〉の正体を上のように考えるところから出発している。よって、当然ながら、今回もこの結論を変更しない。ただし、やはりこれも虚構Bからの視点(より正確には、作品を観ている者の視点)から見た結論だ。

では、虚構Aにいる人々(シンジやゲンドウたち人類)にとって、〈ゼーレ〉とはどういう存在なのだろう?

過去の考察の復習もかねて、あらためて考えてみよう。

〈ゼーレ〉は「第一始祖民族の人工知能」(仮)である

劇中の描写から、人類には〈ゼーレ〉はモノリスに見えている。これはまちがいない。

 icon-arrow-circle-down 『新劇場版』において〈ゼーレ〉は人類として登場しない。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

このモノリスは、虚構Bから虚構Aにアクセスするための通信機(インターフェイス)であると考えられる。しかし、過去の考察で述べたように——。

『ヱヴァ』の登場人物はこの世界がシミュレーションであることを知らない

したがって、虚構Aの人々はモノリスをインターフェイス以外の“なにか”だと認識しているはずだ。

ただし、この世界がシミュレーションだと知っているゲンドウと冬月だけは、モノリスがインターフェイスにすぎないと認識しているだろう。しかしながら、ゲンドウたちは〈ゼーレ〉に対して、自分たちは真実を知らないフリをしなければならない。だから、「安心してください。われわれはモノリスがインターフェイスだってことは知りませんよ。それ以外の“なにか”だと思っていますよ」と〈ゼーレ〉に誤認させなければならない(そうしないと、ゲンドウたちの計画が破綻する)

また、〈ゼーレ〉も自分たちが虚構Bの人間であることはゲンドウたちに秘密だ。したがって、「このモノリスは断じてインターフェイスなどではないぞ。この世界で合理的な説明のつく“なにか”であるぞ」と胡麻化さなければならない

では、〈ゼーレ〉は、モノリスを何だと偽っているのか。そして、ゲンドウたちは何と認識している——と言ってとぼけているのか。

ヒントになりそうなのは、次のセリフだ。

 icon-arrow-circle-down 『Q』において、〈フォースインパクト〉が発動すると、ゲンドウは〈ゼーレ〉に向かって語る。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

死海文書の
契約改定の時が来ました
これでお別れです
あなた方も
魂の形を変えたとはいえ
知恵の実を与えられた生命体だ
悠久の時を生きることは出来ても
我々と同じく
訪れる死からは逃がれられない
死を背負った群の進化を
進めるために
あなた方は
我々に文明を与えてくれた
人類を代表し感謝します
死をもって あなた方の魂を
あるべきところへ還しましょう
宿願たる人類補完計画と
ていかんされた神殺しは
私が行います
ご安心を

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

上のセリフを訳読するにあたり、前提とすべき事項がある。それは、この場面においてゲンドウは〈ゼーレ〉の正体を知らないフリをしている、という点。すなわち、〈ゼーレ〉の真実(=メタフィクションの人物)ではなく、偽りの存在(=虚構Aの世界のなにか)であるとしてゲンドウは語っているのだ*2。

*2:ただし、真実と建前が混ざっている可能性もある。これについては別途検証が必要だろう。

したがって、ここで語られる〈ゼーレ〉の姿が、すなわち虚構Aの人々から見た姿になる。

まず、「知恵の実を与えられた生命体だ」という表現から、〈ゼーレ〉は“ヒト”であることはまちがいないだろう。そして、「魂の形を変えた」とされていることから、

〈ゼーレ〉はもともと“ヒト”だったが、いまはモノリスとなっている

と想像できる。

さらに、「あなた方は我々に文明を与えてくれた」とのコトバから、〈ゼーレ〉は“ヒト”といっても、ゲンドウたち人類(=リリン)とはまた別の存在であることがわかる。

では、いまの人類とは異なる“ヒト”とは? いくつかの可能性が思いうかぶ。たとえば――。

  • 第一始祖民族*3
  • 異星人

*3:「第一始祖民族」は、旧劇場版において〈使徒〉を創ったとされる存在。ただし、シナリオに記述はあるものの完成フィルムではカットされているため、確定した設定ではない。

先に引用した場面では、冬月がモノリスの電源を落とすと、“ヒト”の脳のようなシルエットが現われる。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

脳のシルエットと「あなた方は我々に文明を与えてくれた」という表現を合わせて想像を広げていくと、なんとなく〈ゼーレ〉の(偽りの)イメージが浮かびあがる。すなわち——。

〈ゼーレ〉のモノリスは、第一始祖民族(または異星人)の遺した人工知能

さらに、想像を膨らませれば、エヴァを建造する技術(ゲンドウの言うところの「文明」)は、この〈人工知能ゼーレ〉が人類に伝えているのだろう。

あなたは頭が混乱してきたかもしれない——いや、混乱しているのは当ブログ自身だが——念のため確認しておく。〈人工知能〉とは、あくまで〈ゼーレ〉が自分たちの正体を偽るための仮の姿だ。つまり、下のようになる。

●〈ゼーレ〉の偽りの姿 = 第一始祖民族(または異星人)
●モノリスの偽りの姿=人工知能

●〈ゼーレ〉の真の姿=虚構Bの人間
●モノリスの真の姿=虚構Aの人たちと話すためのインターフェイス

ここからしばらく上記を前提に述べていくので、しっかり頭に叩きこんでおいていただきたい。

〈死海文書〉の内容は〈人工知能〉が伝えている

人工知能ゼーレ〉が文明を人類に伝えているなら、次のように類推することも可能なはずだ。

〈死海文書〉の内容は〈人工知能〉が人類に伝えている

〈人工知能〉については、劇中に興味深いセリフがある。

 icon-arrow-circle-down 『破』において、ミサトと加持リョウジが食事をしながら話す。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

ゼーレとかいう
うちの上層組織の情報…
もらえないかしら

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

ミサトは、〈ゼーレ〉については名前ぐらいしか知らないのだろうと想像できる。ミサトが知らないのだから、ネルフのほかのスタッフはもちろん、一般人にとっては、まさに“闇”の存在にちがいない。

そう考えると、劇中において人工知能ゼーレ〉と対峙しているのはゲンドウと冬月だけということになる。

ただし、例外となる人物は存在する。たとえば、カヲルはそのひとりだ。

 icon-arrow-circle-down カヲルは〈人工知能(ゼーレ)〉と会話している。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
©カラー

これは、「第1使徒の僕が13番目の使徒にとされる」の謎を解く重要な鍵を握るが、くわしい考察はのちほどおこないたい。

ミサトを始めとするネルフのスタッフは、〈ゼーレ〉についても、〈死海文書〉に関してもなにも知らない。上で述べたように、〈リリス〉の存在はわかっていても、その詳細はあいまいとしたもの。

おそらく、〈使徒〉や〈死海文書〉については、〈人工知能ゼーレ〉を通じてゲンドウと冬月のみに知らされ、ゲンドウが間接的にその要点をミサトたちに伝えているのだろう。

細かいことではあるが、次の考察に関わってくるので、おさえておいてほしい。

〈死海文書(正典)〉では何を「第1使徒」としているのか?

先に、〈死海文書〉には〈正典〉と〈外典〉があると述べた。〈正典〉の内容はゲンドウたちに間接的に伝えられているとした。

では、〈死海文書(正典)〉では何を「第1使徒」と記述しているのか。「第1使徒=カヲル」でないとしたら、ほかにどんな可能性が考えられるだろう? 「第1使徒の僕が13番目の使徒にとされる」の謎を解くため、その点を考えていこう。

[可能性その1]第1使徒=使徒X

可能性のひとつとして、「第1使徒=使徒X」を挙げておく。使徒Xとは、劇中に登場しておらず、人物のセリフとしても言及されていない〈使徒〉のことだ。

ミサトなど劇中の人物には周知の〈使徒〉だが、作品を観ている者は知らない。そんな存在をかりに「使徒X」とする。

〈使徒X〉は「第1使徒」であるから、「第2」の〈リリス〉より先に人類に発見されていることになる。

ミサトが「第2の使徒——リリスよ」と語っているとき、〈第1使徒〉として「使徒X」の存在が頭にあったなら、このセリフに不合理は生じない。

しかし、作品を観る者は、これ以上の考察は不可能だ。しかも『シン・エヴァ』でも語られない可能性が高い。

また、この説では、人類が1番目に発見した〈使徒〉が〈使徒X〉、2番目が〈リリス〉となる。そうなると、「この星の生命の始まりでもあり」というミサトのセリフにやや不自然さが生まれる。

「使徒X」のXは方程式のXとおなじようなものだから、「第1使徒=使徒X」は必ず成りたつ。謎の存在をXとしているにすぎないからだ。ようするに「なにもわかりません」とさじを投げる説になる。

[可能性その2]第1使徒=使徒X’

〈使徒X〉のバリエーションとして、〈使徒X’〉も挙げておこう。これは、ミサトたちを含めて劇中の人物でさえも知らない〈使徒〉だ。

「なんだかわからないけど、私たちの知らない〈使徒〉が〈第1使徒〉、〈第2の使徒〉がリリス」とミサトは認識していることになる。

〈第1使徒〉がなにかを知らずに〈第2の使徒〉について言及するのは、かなり不自然といえよう。

その点に目をつぶるとしても、〈使徒X〉と同様に、「X=謎」であるから、やはり途中で考察を放棄する説となる。

[可能性その3]第1使徒=アダムス

おそらく、あなたもすんなり受け入れやすいのが、「第1使徒」を〈アダムス〉と考える説だ。

この説が説得力を持つ理由は、旧劇場版において、カヲルには〈アダム〉の魂がれられている、とされているからだ(〈アダム〉と〈アダムス〉のちがいはあるが)

ミサトの頭のなかには、「第1使徒」として月の巨人の存在があり、「第2の使徒」としてセントラルドグマの巨人(〈リリス〉)の存在があったのだろう。

第1使徒=アダムス=カヲル」であるならば、〈正典〉に「第1使徒=カヲル」と書いていないのに、カヲルが「第1使徒の僕」と言っても不自然ではない。

この説は、一見すると筋が通っているように思える。少なくとも『序』の時点では、制作陣は「第1使徒=アダムス=カヲル」と設定していた可能性は十分に考えられる。

一方で、この説に消極的にならざるをえない材料もいくつか存在する。

旧劇場版では、人間の魂は肉体と分離することができた。肉体から魂だけ取り出してエヴァのコアの部品として用いられた——。そのような世界観なので、〈アダム〉から魂を抜きとり、カヲルの肉体に容れた、と言われてもいちおうは腑に落ちる。

しかしながら、『新劇場版』には、人間の魂と肉体を分離する描写はない。エヴァのコアに魂が入っている確証もない。

過去の考察でも当ブログは次のような結論を出している。

旧劇場版において〈魂〉は、人間を構成する部品のひとつのように扱われていたが、『新劇場版』では設定が変わっていると見るべきだろう。

これが消極的な材料のひとつ。

また、かりに『新劇場版』でも旧劇場版とおなじ設定が採用され、「魂と肉体は分離可能」だったとしても、別の疑問がある。

〈アダムス〉は少なくとも4体いたはずだ。

 icon-arrow-circle-down セカンドインパクトには、4体の〈アダムス〉が関わっていると考えられる。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

〈アダムス〉4体の魂のうち、ひとつがカヲルに入っているとすると、残り3体の魂はどこにいってしまったのか?

もっとも、そもそも〈アダムス〉が4体いたという決定的な証拠はない(上記の画像が〈アダムス〉のものだとは確定していない)。したがって、否定する材料としてはやや説得力の欠いたものになる*4。

*4:ちなみに、あえて「魂と肉体は分離可能」という設定が『新劇場版』にも適用されていると考えると、別の興味深い真実が見えてくる。これについてはのちほど述べてみたい。

魂の問題とは別に、「第1使徒=アダムス」説に違和感を覚える理由がある。

この説では、人類が1番目に発見した〈使徒〉が〈アダムス〉、2番目が〈リリス〉となる。〈使徒X〉と同様に、「この星の生命の始まりでもあり」というミサトのセリフにやや違和感を覚えてしまう。〈アダムス〉が「この星の生命の始まり」なら、すんなり納得できるのだが。

また、ゲンドウと冬月が月面で建造されている〈Mark.06〉(=アダムス)を視察したとき、ふたりは上陸を許可されなかった。この点にも注目したい。

月面のタブハベースを
目前にしながら——
上陸許可を出さんとは
ゼーレもえげつないことをする

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

〈ゼーレ〉が上陸を許さなかったのは、〈アダムス〉の詳細をゲンドウたちに知られては都合が悪いためだと思われる(この事実は、のちに〈外典〉の内容を考える際に重要となる)。

もう少し想像を膨らませると、地球にいる〈リリス〉とおなじような白い巨人が月に存在していることは、ゲンドウたちはここではじめて知ったのではないだろうか。

ということは、ミサトも〈アダムス〉の存在を知らなかったはずだ。したがって、「第2の使徒——リリスよ」と話しているときに、「第1使徒=アダムス」とは考えていなかったのではないか。

もちろん、これは当ブログの妄想レベルの理屈だ。

たとえば、ミサトはセカンドインパクトのときに〈アダムス〉を目撃している。そこで見た謎の巨人を〈アダムス〉と認識していたとしても不思議ではない(〈アダムス〉という名前はあとから知っただろうが)。ひょっとすると〈アダムス〉の存在は、少なくともネルフの上級職員(もちろんゲンドウたちも含む)には周知の事実なのかもしれない。

先に述べたように、制作陣は「第1使徒=アダムス=カヲル」と設定している可能性は十分にある。だが、妄想とはいえ違和感を覚える以上、当ブログは「第1使徒=アダムス」に消極的な立場だ。

[可能性その4]第1使徒=神

これまで見てきたように、〈第1使徒〉の正体は、『新劇場版』の謎解きのなかでも難易度がかなり高い(『ヱヴァ』に簡単な謎は少ないが)

その理由は、ミサトが〈リリス〉について、「この星の始まり」であると言いながら、「第2の使徒」としている点にある。

カヲルのセリフを度外視し、「第1使徒=リリス」とするならば、すべてが丸くおさまるのだが……。

これまでの考察をふまえると、〈第1使徒〉は、少なくとも次の3つの条件を満たさなければならない

  • 〈リリス〉より先に人類に発見されている
  • ほかの〈使徒〉とは別格の存在である
  • カヲル本人、またはカヲルに深く関連する

そんなの〈神〉ぐらいしかあてはまらない! と自棄やけっぱちになって挙げるのが、この4番目の可能性だ。

ただし、当ブログの〈メタフィクション(仮想現実)〉説では、『ヱヴァ』の“神”は、世界の“創造主”である〈ゼーレ〉だ。しかし、その真実を人類は知らないので、あくまで人類のココロのなかにある概念として、いわば信仰の対象としての〈神〉(創造主)となる。

上記の条件を検証してみよう。

〈第1使徒〉が創造主ならば、「〈リリス〉より先に人類に発見されている」という条件を満たす。この世に実在しないので、厳密には「発見されて」はいないかもしれないが、「この世界が創造されたとき人類のそばに存在しておられた」と考えれば(信じれば)、少なくとも『ヱヴァ』の世界にいる人たちは受けいれられるのではないか。

また、「ほかの〈使徒〉とは別格の存在である」もクリアする。〈神〉なのだから当然だ。〈使徒〉の親玉のような〈リリス〉さえもしのぐ存在だと人類は理解できる。「創造主が〈リリス〉を創った」と考えれば、たとえ「この星の生命の始まり」が〈リリス〉だったとしても、〈リリス〉に〈第2〉と番号を付けるのは不自然ではない。

問題は、「カヲル本人、またはカヲルに深く関連する」という条件だ。この場合、「第1使徒=創造主=カヲル」、つまり「カヲルが〈創造主〉」ということになる。

注意していただきたいのは、この説では、実際にカヲルが創造主なのではなく、あくまで〈死海文書(正典)〉に書かれているのが、「創造主=カヲル」である点だ。〈ゼーレ〉が偽りの真実としてカオルを創造主にしているのだ*5。次の前提を忘れないでいただきたい。

虚構Bの人間(ゼーレ)が虚構Aの人間(ゲンドウたち)を巧みに誘導するための道具――それが〈死海文書〉

*5:試しに、偽りではなく真実として「カヲルが創造主だ」であった場合を考えてみよう。当ブログの説では、カヲルは〈ゼーレ〉の一員、このシミュレーション世界を創った張本人になる。

だとすると、ゲンドウごときに「13番目の使徒に堕とされる」はずもなく、百歩譲って堕とされたとしても、そんな不合理はすぐに解決できるだろう。というより、そもそも〈槍〉を抜く必要もないし、それどころか〈サードインパクト〉すら起こっていなかったであろう。

とはいえ、カヲルが創造主であっても(〈ゼーレ〉の一員であっても)、ゲンドウに一杯食わされる可能性はゼロではない。そもそも〈使徒〉(=コンピュータのバグ)が発生している時点で、創造主は万能でないともいえるからだ。ただし、のちに述べるように、カヲルは〈ゼーレ〉の一員ではないと当ブログは考えている。

この4番目の仮説を簡単にまとめると次のようになる。

〈死海文書(正典)〉に、「第1使徒=神=カヲル」と書かれている。その旨を〈ゼーレ〉がゲンドウたちに伝えている

たとえば、「第1使徒は主である。主は少年の姿をとっておられる」とでも書かれている(〈ゼーレ〉がゲンドウたちに伝えている)のだろう。

当ブログとしては、「第1使徒=神」説は「第1使徒=アダムス」説よりも合理性の高い考えかたではないかと思っている。

たとえば、ゲンドウが〈ゼーレ〉に対して語ったていかんされた神殺しは私が行います」の「神殺し」は「カヲルを排除する」の意だと解釈できる。実際、劇中の展開もそうなっている。

また、月でカヲルをはじめて目撃した際、冬月がつぶやいた「ヒトか? …まさかな」は、そのあとに「あれがゼーレの言っていた、神に祭り上げられた少年か…」などのようなセリフがつづくのかもしれない。

さらに、『Q』において、シンジのS-DAT(カセットプレイヤー)を修理した際もカヲルはこんなことを言っている。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

君より少し この世界に
とどまっているからだよ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

これは、自分がこの世界の始まりより(いや始まるより前から)存在していることをほのめかしているのかもしれない。

さあ、これで謎は解けた!

「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒にとされるとは…」は、次のような意味だったのだ。

〈神〉である僕が雑魚の使徒に とされるとは…

カヲルにとって、「自分は〈神〉である」と考えることが矜持になっていたのだ。リリンであるゲンドウごときに自分が神の座から降ろされるなど、あってはならぬことだったのだ!

これで、めでたく『シン・エヴァ』を鑑賞する準備が整った。

「よい。全てこれでよい」

あなたにも納得していただけかと思う。

「ちょっと待って。変だ」

かりに『エヴァ』試験のようなものがあったとする。「第1使徒はなに?」という問いに「神」と答えても合格点はもらえそうだ。

だが、〈メタフィクション(仮想現実)〉説を前提にすれば、及第点はあげられても、満点の解答ではない。

なにがダメなのか? 問題は2つある。

まず、〈ゼーレ〉が〈人類補完計画〉について、次のように述べている。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

左様 使徒殲滅は
リリスとの契約の極一部に過ぎん

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
©カラー

「リリスとの契約」の詳細は不明だが、それはともかく、人類は〈第1使徒〉である〈神〉を差し置いて、〈リリス〉と「契約」したことになる。

もっとも、〈リリス〉が〈神〉の代理人として人類と契約した、と解釈できないわけではない(〈神〉と直接やりとりするなど、おこがましい)。文字どおり〈リリス〉は“神の使い”、すなわち〈使徒〉というわけだ。

だが、それよりもっと大きな問題があるのだ。

〈死海文書(正典)〉とは何だったのかを思い出していただきたい。

虚構Bの人間(ゼーレ)が虚構Aの人間(ゲンドウたち)を巧みに誘導するための道具――それが〈死海文書〉

〈死海文書(正典)〉が偽りの真実を述べていること。それをカヲルが知らないはずはあるまい。

〈メタフィクション(仮想現実)〉説では、過去の考察で述べたとおり、次の事柄を前提とする。

カヲルは〈メタフィクション〉の人物か、それに極めて近いキャラクターである

とすると、〈死海文書(正典)〉の記述が真実でないことは承知しているはずだ——というより、そう考えないと、カヲルは劇中でたんに事情通を気どっているだけの軽薄な人物になってしまう(それはそれで興味深いが)

でも、実際は(先にも述べたとおり)自分は創造主でないことをカヲルは知っているはずだ。ただ文書にそう書いてるだけだ、と。

だとすると、“神の座”から降ろされたからと言って、本気で悔しがる必要はなかろう。

『ヱヴァ』を観ている者が、〈死海文書(正典)〉の記述を無邪気に信じてしまえば、まさに「ひどいありさまだな。ほとんどがゼーレのもくろみ通りだ」

これが2つ目の問題だ。

「第1使徒=神(創造主)」説は、4つの可能性のなかでもっとも信憑性は高いけれども、もっと納得のいくモノを〈第1使徒〉として想定できないだろうか。

  • 〈リリス〉より先に人類に発見されている
  • ほかの〈使徒〉とは別格の存在である
  • カヲル本人、またはカヲルに深く関連する

この3つの条件を満たすモノがほかに『ヱヴァ』のなかに存在しないだろうか?

じつは、もうひとつだけ、条件にあてはまるモノが存在する。しかも『ヱヴァ』の物語にすでに登場しているので、私たちはそれをよく知っている。

それはなにか?

次のページで解答を述べる。だが、もしお時間があるようなら、あなたにも少し考えてみていただきたい。

ヒントは、旧劇場版にある。

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