大橋巨泉『「第二の人生」これが正解!』はほんとに正解なの?

大橋巨泉さんは、1990年に「セミリタリア宣言」をし、今は一線から身を引いているので、若い人は知らないかもしれません。

2001年に議員となり、でも半年後には辞めてしまったので、「ヘタレのおじさん」というイメージを持つ人もいるかも。まあ、これは「黒歴史」であるとこの本でも認めているので、許してあげましょう。

でも、僕たちの世代には、『クイズダービー』『世界まるごと HOWマッチ』などのヒット番組の司会を務めるスーパータレントという印象があります。まさに、みのさん(みのもんた氏)みたいなポジションにいたわけです。今だと悪いイメージになってしまいますが。

といっても、当時からべつに“いいイメージ”だったわけではなく、「なんか偉そうなおっさん」でしたが、そんなこととは無関係に、この本に書かれていることには、とても共感できます。

ようするに、「第二の人生」つまり定年後(でなくてもいいのですが)を楽しく過ごすために今から準備をしておけ、ってことです。これはべつに巨泉さん独自の考え方ではなく、同じことを言っている本はたくさんあります。

この本でも語り口は「偉そうなおっさん」ですが、だからこそ、説得力はありますし、「よし! がんばるぞ!」っていう気にもなろうというものです。

  • コメント: 0

畑村洋太郎『回復力 失敗からの復活』を読んで生き延びろ

ケラケラ『ケラケライフ』はアラフォーにも効く

関連記事

  1. 黒沢清+蓮實重彦『東京から 現代アメリカ映画談義…

    黒沢清と蓮實重彦の“師弟対談”で、まあこれほどの映画のプロ(いいかえれば「映…

  2. 『銀幕の声』

    【敵情視察】水瀬ハルキ『銀幕の声』から正しい娯楽…

    映画を観ていると、スクリーンの端に少女の姿が映る。映画の筋には関係がなく、…

  3. 『まんが道』はすべての人の〈バイブル〉だ

    『まんが道』は藤子不二雄A氏が自身の半生を描いたもの。藤子不二雄A氏を知らな…

  4. 藤井太洋『Gene Mapper』を電子書籍入門…

    紙の本を押しのけAmazonで1位を獲得したことで注目を集める『Gene M…

  5. 日野瑛太郎『あ、「やりがい」とかいらないんで、と…

    『脱社畜の働き方』に引き続き、日野瑛太郎『あ、「やりがい」とかいらないんで、…

  6. 小説を書くモチベーション

    小説を書くのにモチベーションなんかいらない──行…

    「小説の原稿を書かなければいけないのに、なかなかモチベーションが上がらない」…

  7. 【敵情視察】初瀬明生『ヴィランズ:悪役たちの物語…

    セルフ・パブリッシングでリリースされた本の魅力を分析し、自分の作品に役立て…

  8. やばい!『アーティストのためのハンドブック』が読…

    副題は「制作につきまとう不安との付き合い方」。今、私はガールズ・ラブ&心霊学…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

このサイトは……?

映画・音楽・ゲーム・本など、いろいろなジャンルの作品をみなさんといっしょに楽しむ〈ネタバレなし〉ブログです。

フリーランス・ライターのユニット〈Gyahun工房〉が趣味を全開にしてお届けしています。

おすすめの記事

  1. 『ぎゃふん7』イメージ
  2. 鈴木敏夫展
  3. 『ぎゃふん9』パート4
PAGE TOP