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『DD北斗の拳』をギャグアニメとして認めたくない
黄金期の『ジャンプ』を象徴する作品のひとつである『北斗の拳』。それをギャグアニメとしてデフォルメした『DD北斗の拳』の放映が始まった。その第1回目の感想を書いてみよう。
【良い】ギャグアニメとしてのクォリティは高い
『すごいよ!!マサルさん』『浦安鉄筋家族』の大地丙太郎監督作品だけあって、アニメとしてのクォリティは高い。ギャグアニメのテンポや呼吸感は「手慣れている」という印象を受ける。
また、神谷明氏が出演し、原哲夫氏がスーパーバイザーを務めるなど、“権威づけ”も卒がない。主題歌の替え歌もいい。
ひとつのギャグアニメとして見た場合、クォリティの高さは評価に値すると思う。
【悪い】本人が笑ってはいけない
この番組に対する期待度は高かったので「毎週録画」に設定してみた。だが、明日の放送で持論が正しいことが確認できたなら、今週で“途中下車”をするかもしれない。クォリティは高いが、残念ながら、録画をしてまで鑑賞するほどの番組ではない。そう断言せざるをえない。
その原因は、「笑わそうとしている本人が笑ってはいけない」というルールが破られているからだ。
もう少し分かりやすく説明しよう。
よいお笑い芸人の条件は「自分が笑わないこと」だ。ギャグを言っている途中に、本人が噴き出してしまったら場は冷える。興が殺がれることはなはだしい。
『DD北斗の拳』も、言わば「本人が笑ってしまった感」が漂っている。「さあ、笑わせてやるぞ」という不自然さがある。そこが「もう見る必要がない」と思ってしまう原因だ。
とはいえ、ギャグアニメの名手・大地監督がそんな下手を打つとは考えにくい。制作陣の責ではなく、何か本質的な問題がある気がする。
それは、実は旧作『北斗の拳』そのものが“ギャグ”だったということだ。旧作のアニメを観ていたときは、毎週のように大笑いしていた。
つまり、ケンシロウもラオウもトキも、旧作のころからギャグをやっていたのだ。だから、今さら「笑わせてやるぞ」と意気込んでも、それは「自分が笑う」ことにしかならない。そういうことなのではないだろうか。
『DD北斗の拳』の原作のマンガは未見だが、おそらく忠実にアニメ化されているのだろう。
今作は「世紀末はなかった」ということで、ケンシロウはアルバイトに明け暮れる日々を送っている。だが、旧作と同じように、核戦争が起こり、荒野で戦う設定でよかったのではないか。
世界観や物語は旧作を踏襲したうえで、ディフォルメを施す。そのほうが、旧作が本来もっていた“ギャグ”の面が浮き彫りになったように思う。
もちろん、以上はあくまで個人的な嗜好を述べたまでだ。人によっては楽しめるかもしれない。少なくとも制作陣はそう判断したはず。それは付記しておきたい。
的外れなことを何ドヤ顔で記事にしてんだ
このブログは、的外れなことをドヤ顔で記事にするのをコンセプトにしています。
というのは、他の人とは違った角度から攻めたいなあと思っておりまして、
それがマジョリティーからは「的外れ」のように見えてしまうのかもしれません。
後学のために、どこがどのように「的外れ」なのかを教えていただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。
最近はやりのスピンオフが糞つまらない理由は簡単で
作者に原作愛がないから。だから作者のオナニになる。
イチゴ味は微妙だけど作者が北斗・・・というか
さうざー愛があるのでギャグとして面白くなってる。
というだけじゃないのかな。
私は1~2回で観るのをやめてしまったのですが、
現在もアニメが作られているので、多くの人に支持されたということでしょうね。
もっと続けて観ていたらまた評価が変わっていたかもしれません。
コメントありがとうございました。
↑を書いたものです。
アニメが作られるから支持されているというのは数字がでて
無いので何とも言えませんが(^^;
たぶん、イチゴ味がメインでこれを30分枠でつくると
えらい金が掛かるから手が抜けるDDで20分とか水増し
しているんではと思います。
そもそも支持されているのならイチゴ味と抱き合わせする
理由がないしイチゴ味を5分枠にするのも意味不明ですので
やっぱり水増しじゃないかなと。
何度か見てみましたがやっぱり面白くなかったですww
再度コメントありがとうございます。
「おもしろくない」というのは少数意見かと思い込んでいたのですが、
実際の“世論”はどうなのでしょうね?
「抱き合わせ」だったのは知らなかったのですが、
そうだとするとおっしゃるように“支持率”は低いのかもしれませんね。