Robin Thicke『Blurred Lines』はボクの心を逆撫でする

音楽

いま日本でもっとも人気のある曲がAKB48『恋するフォーチュンクッキー』だとすれば、アメリカの一番はRobin Thicke『Blurred Lines』でありましょう。

これを観ると、『恋するフォーチュンクッキー』がいかにまっとうであるかがよくわかる。

「15分で出来ちゃった」という制作秘話(未確認情報)からしてナメている。殴りてぇ。チャラチャラしやがって。女の足をマイクみたいにして歌ってるしよぉ──っていうふうに、とことんボクの心を逆撫でする。

そう思わせるのもすべて計算のうちなんだろうな。ムキィーッ、くやしい!

ただ、『恋するフォーチュンクッキー』も『Blurred Lines』、底流に流れている思想はどこか共通していて、ようするに「肩の力抜けよ」ってことなんでしょうな。

そんなAKB48とコラボなんかもしたり。

赤根夕樹

赤根夕樹

ミュージックビデオ評論家(自称)。このサイトでは音楽系のレビューを担当。洋楽・邦楽・アニソンと、さまざまなジャンルの音楽をつまみ食いしている。名前の由来は夜見野レイの小説『天使のしるし』の主人公・赤根夕子から。

関連記事

オススメ記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

ぎゃふん工房(米田政行)

ぎゃふん工房(米田政行)

〈ぎゃふん工房〉はフリーランス ライター・米田政行のユニット〈Gyahun工房〉のプライベートブランドです。このサイトでは、さまざまなジャンルの作品をレビューしていきます。

好評シリーズ

最近の記事
おすすめ記事
  1. 『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』は間違ってないけど正解じゃない

  2. 『呪詛』の“呪いの仕掛け”は虚仮威しだが新たな恐怖を得られる

  3. 『このテープもってないですか?』の恐ろしさがあなたにわかりますか?

  1. ゲーム実況姉妹がカフェを開いちゃった理由【インタビュー:鼻炎姉妹】

  2. 『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』は間違ってないけど正解じゃない

  3. とある20代女性は『天使の街』をこう読んだ

TOP
CLOSE