『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の謎を徹底的に解明する[準備編 その4]13番目の使徒に堕とされる

ここからは〈第11の使徒〉の正体をあばくとともに、〈死海文書外典〉の真相に迫っていく。

〈第11の使徒〉は「復活した〈リリス〉」である

第11の使徒〉とはなにか?

第11の使徒 = 復活した〈リリス〉

これが前ページの問いに対する答えになる。

最後にお出ししたヒント——。

あなたは絶対にそれを目にし、名前もよく知っている——というより、これまで何度も名前を出している

この点が〈リリス〉にあてはまることは納得していただけるはず。

「『復活した』なんて修飾語を付けるのはずるい」

そう思ったあなたのために、ほかの〈第11の使徒〉の条件もきちんと検証してみる。ほかの条件は何だったか。

『破』から『Q』の間、いわゆる“空白の14年間”に襲来し、そして殲滅された〈使徒〉

〈第11の使徒〉は“空白の14年間”といっても、『破』のラストから〈サードインパクト〉までの間に襲来した

〈リリス〉はもともとセントラルドグマにいたわけだから、「襲来」はやや不自然かもしれない。だが、これまで考察してきたように、〈リリス〉が活動を再開したことで、〈インパクト〉が発生した。それは人類が滅亡することにつながる。人類の敵になることだから「襲来」と言ってもあながちまちがいではなかろう。

また『Q』で〈リリス〉は「むくろ」になっていたのだから、「殲滅された」とみなしても問題あるまい。

〈リリス〉が復活したのは〈サードインパクト〉のときだから、「『破』のラストから〈サードインパクト〉までの間に襲来した」という条件もクリアする。

これまでの考察で、〈サードインパクト〉には〈Mark.06〉が関わっていることがわかっている。まず復活した〈リリス〉が人類によって「11番目」に、〈Mark.06〉が「12番目」に〈使徒〉に認定されたのだ(両者はほとんど同時だったかもしれない)。

そして次の事柄も、復活した〈リリス〉は問題なくあてはまる。

〈第11の使徒〉と戦ったのはアスカ

前回の考察などで、〈ロンギヌス〉を〈リリス〉に刺したのは、アスカの乗る〈改2号機〉であると結論づけた(ただし、〈ロンギヌス〉はニセモノだったので、〈リリス〉は完全には殲滅[=形象崩壊]されなかったが)。

「でも、なんかモヤモヤするなあ……」

まだ納得していただけないあなたに、もう少し「第11の使徒=復活したリリス」説を補強する材料を述べていこう。

第1使徒の僕が13番目の使徒にとされるとは…

カヲルのこのセリフは、〈使徒〉は2回ナンバリングすることが可能であることを示している。

前に、下の図を掲げたのを覚えておられるだろうか。

もともとは上の図のとおりだった。しかし、〈リリス〉は復活したことで人類の敵になった。図示すれば下のようになる。

人類にとって、意味が変わった(ただの「オーパーツ」から「殲滅対象」になった)ので、番号を付けなおした。そう考えられるのだ。

これまでわかったことを図に反映させてみよう。

 icon-arrow-circle-down 〈第11の使徒〉に「(復活した)リリス」と書きこんだ。

「あれれ〜、なんかおかしいぞ?」 

あなたはここで奇妙な思いにとらわれているかもしれない。漠然と違和感を覚えてはいないだろうか?

ここであなたは先に見たゲンドウのセリフを思い出すはずだ。

いかなる手段を用いても
我々はあと8体の使徒を倒さねばならん

ゲンドウがこのセリフを言ったのはどの時点か? 『序』で〈第5の使徒〉を倒したあと、〈第6の使徒〉が襲来する前だ。図に書きこんでみる。

「8体」という数は見事に合致している(〈第3の使徒〉は『破』の冒頭に登場。発見順と殲滅順は前後している)。ところが、「8体」に「復活した〈リリス〉」が含まれてしまっている

「〈リリス〉が殲滅対象だとわかっているなら、さっさとやっつけてしまえばいいではないか? なぜ倒すどころか保護していたの?」

御意。おっしゃるとおりだ。

「『第11使徒=復活したリリス』説はおかしいんじゃないの?」

あなたの疑問は〈死海文書外典〉の真相を探ることで解決する。

〈死海文書外典〉は〈ゼーレ〉の聖典である

ゲンドウたちに開示しているものを〈死海文書(正典)〉、開示していないものを〈死海文書外典〉と呼んでいるわけだが、なぜ開示していないほうにも「死海文書」という名前がつけられているのか?

どうせゲンドウたちには秘密なのだから、「ゼーレ文書」とか「ペンギン文書」とかテキトーな名前でもいいではないか。いや、そもそも人類が実際に手にとって閲覧できないのだから、名前すら不要のはずだ。

「そんなこと、どうでもいい!」

あなたは「また脇道にそれるのか」と、イライラしはじめているかもしれない。脇道にそれるとしても、今後の考察にも関わるので、ぜひお付き合いいただきたい。

〈正典〉は〈使徒〉の殲滅をセッティングする

ゲンドウに開示されていない〈死海文書外典〉の「外典」とは、〈正典〉に対する〈外典〉、つまり〈正典〉の存在を前提とするという点に注意したい。

〈外典〉にも「死海文書」という名が付けられているのは、〈正典〉と〈外典〉がそれぞれまったく別の内容を記述しているのではなく、〈外典〉は〈正典〉の内容に注釈を加えたり、一部または全部を修正したりするからだと想像できるのだ。

ようするに、〈正典〉と〈外典〉はそれぞれ独立した“文書”ではなく、両者は深く関連しているわけだ。

では、〈外典〉はどのように〈正典〉の内容を修正しているのか? この問題を考える。

そもそも、なぜ〈外典〉はゲンドウたちに開示されていないのか? これは、ゲンドウたちにその内容を知られると〈ゼーレ〉にとって都合が悪いからだと思われる。逆に考えると、〈正典〉の内容は都合がよい、ということになる。

まずは、〈正典〉のほうから考察する。

〈ゼーレ〉にとって都合がよい」とはどういうことか? 〈正典〉には、どんなことが書かれ(書かれていることにして)、ゲンドウたちに伝えられているのか? これは先に考察したとおり、

〈使徒〉が〈ヒト〉を滅ぼすために襲来する。〈ヒト〉はみずからの存亡をかけて、〈使徒〉と戦わなければならない

といった内容だと考えられる。これのどこが「〈ゼーレ〉にとって都合がよい」のか?

過去の考察のおさらいになるが、簡単にまとめると次のようになる。

〈使徒〉とはこの仮想現実の世界を創っているコンピュータのバグだ。〈ゼーレ〉はそのバグ(使徒)をゲンドウたちに除去させている。ゲンドウたちは、そこが仮想現実の世界であることは知らない(ことになっている)ので、「バグの除去」ではなく、「人類の存亡を賭けた戦い」といった大義名分で〈使徒〉を殲滅させる必要がある。その「大義名分」が〈死海文書(正典)〉というわけだ。

ゲンドウたちが偽りの真実にもとづいて〈使徒〉を殲滅(=バグを排除)してくれる。これは当然、〈ゼーレ〉にとって都合がよいわけだ。

〈外典〉は〈インパクト〉を設定する

ここで、勘の鋭いあなたは「あれ?」と思ったかもしれない。

「ちょっとまって……〈リリス〉も〈使徒〉だよね? 〈リリス〉も〈ゼーレ〉にとって排除しなければならない存在なの?」

けいがん。その発想は核心を突いている。

たしかに、〈リリス〉は劇中で呼ばれているように、紛れもない〈使徒〉にちがいにない。しかしながら、前回の考察で述べたように、〈リリス〉は〈ゼーレ〉が意図的にゲンドウたちのいる世界(虚構A)に投入したモノ(自分たちのアバター)のはず。なぜそれを排除しなければならないのか? だったら、最初から投入しなければよかったではないか。

そんなふうにあなたは考えたことだろう。

ここで、先にあなたに見ていただいた図が生きてくる。

これは、ゲンドウやミサトたちが理解している〈使徒〉の概念だ。ということは、〈死海文書(正典)〉においては、〈使徒〉をこの図のとおりに説明していると考えられる。図のタイトルを少し変えておこう。

 icon-arrow-circle-down 上の図のタイトルのみを変更した。

この図を〈ゼーレ〉の視点から見直すと、(敵ではない)オーパーツ」は〈インパクト〉の道具「敵」はコンピュータのバグになっている——あなたはこの奇妙な符合にお気づきだろうか?

どういうことか説明する。先にこう述べた。

〈外典〉は〈正典〉の内容に注釈を加えたり、一部または全部を修正したりするもの

ここで、「〈外典〉はどのように〈正典〉の内容を修正しているのか?」という疑問が解ける。

〈死海文書外典〉の内容は、上図の〈正典〉の説明に注釈を加えたり、概念や解釈を修正したりするものになる。書きこんでみよう。

 icon-arrow-circle-down 「オーパーツ」に「〈インパクト〉の道具」、「敵(殲滅対象)」に「コンピュータのバグ」と書きそえた。

これまで判明している事柄も含め、もう少し細かい表に落としこんでみる。

 icon-arrow-circle-down これまで判明している〈使徒〉が、〈正典〉と〈外典〉のそれぞれでどのように解釈されるかを表にした。〈第3〉〜〈第10〉は「コンピュータのバグ」、〈第2〉と〈第11〉の〈リリス〉は「〈インパクト〉の道具」と書きこんだ。

表にしてみると、問題点がくっきりするかと思う。

まず、あなたが抱いた疑問——。

「『第11使徒=復活したリリス』説はおかしいんじゃないの?」

〈正典〉では、「リリスとの契約」による「生存競争の相手」を「全10体」と記述していると考えられる。一方で、具体的にどんな〈使徒〉なのかは説明していないのだろう(説明しようにも〈ゼーレ〉でさえも詳細はわからないのだと思われる。〈ゼーレ〉もバグの「数」だけしか把握できていないのだ)

たとえば、『破』で〈第10の使徒〉が襲来したとき、冬月がこう語っている。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

第10の使徒
最強の拒絶タイプか…
予想以上の破壊力だな

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

〈使徒〉の詳細がわかっているなら、破壊力なども予想できたはずだ。

先のゲンドウのセリフ——。

いかなる手段を用いても
我々はあと8体の使徒を倒さねばならん

これは「〈使徒〉があと8体襲来してくることはわかっているが、その正体までは不明」ということだ。

まわりくどい言いかたをしてきたが、ようするにこういうことだ。

〈死海文書(正典)〉には「第11の使徒=復活した〈リリス〉」とは書いていない

もしも〈正典〉に「第11の使徒=リリス」とか書かれている(〈ゼーレ〉がそのようにゲンドウたちに伝えている)なら、ミサトたちがセントラルドグマで〈リリス〉を保護したりはしないだろう。

復活した〈リリス〉を人類が「第11の使徒」に認定したのは、〈サードインパクト〉の際に〈リリス〉が活動を再開したから。そこではじめて人類は〈第11の使徒〉が何であったのかを知った。つまり結果論なのだ。

したがって——。

「第11の使徒=復活した〈リリス〉」と書いてあるのは〈死海文書外典〉である

過去の考察でも述べたように、〈ゼーレ〉は自分たちの目的についてこう語っている。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

我らの望む真のエヴァンゲリオン
その誕生とリリスの復活をもって
契約の時となる
それまでに 必要な儀式は
執り行わねばならん
人類補完計画のために

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

〈ゼーレ〉の目的である「リリスの復活」とは、〈外典〉のめざすゴールであったと考れば、より正確な理解になる。

これが〈死海文書外典〉や〈第11の使徒〉の真相なのだ。

〈正典〉を修正するこの〈外典〉の内容は、ゲンドウをはじめとする人類にとって、きわめて不利益なものだと考えられる。なぜ不利益なのか?

これまでの考察を踏まえれば、〈インパクト〉とは

インパクト
=世界のコア化
=インフィニティの創造
=人類の消去

である。

〈ゼーレ〉にとって〈使徒〉はコンピュータのバグだが、〈ヒト〉もやはりバグ。つまり、

〈使徒〉も〈ヒト〉も〈ゼーレ〉にとっては最終的に排除しなければならない存在

なのだ。

「人類の消去」という〈外典〉の内容は、当然ながらゲンドウたちに知られるわけにはいかない。だから、〈外典〉と称して〈正典〉とは別に記述し、その内容はゲンドウたちには開示していないわけだ*8。

*8:とはいえ、〈ゼーレ〉は上で引用したシーンで「真のエヴァンゲリオン」だの「リリスの復活」だのと、大切なことをペラペラとしゃべっている。そこをゲンドウにつけこまれる結果になった。もっとも、〈ゼーレ〉も「どうせバレているから」と高をくくっていたのかもしれない。

そのように考えていくと、〈外典〉で設定している事項、すなわち〈インパクト〉はゲンドウたちには無関係だ。前回の考察では、「関わっていたが主体でない」可能性も残していたが、やはり全く関係していないと考えるほうが自然だろう。たとえば『破』に次のような場面がある。

 icon-arrow-circle-down 〈ゼーレ〉がゲンドウたちに自分たちの目的を語る。そのあとゲンドウと冬月が会話する。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

真のエヴァンゲリオン…
その完成までの露払いが
初号機を含む
現機体の務めというわけだ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

〈ゼーレ〉の壮大な計画において、重要度が高くない面倒な仕事(露払い=使徒殲滅)はゲンドウ率いるネルフ本部にやらせる。より重要度の高い〈インパクト〉はゲンドウとは別の組織にまかせる——そんな構図が見えてくる。

〈外典〉も人類のために書かれている

〈正典〉にも〈外典〉にも「死海文書」の名が付けられている理由は、両者がお互いに深く関係しているからだと、これまで述べてきた。

しかし、「死海文書」の名が冠せられている理由は、もうひとつある。

それは、〈正典〉と同様に、〈外典〉もその内容は人類に伝えられるべきものだからだ。

「君がなにを言っているかわからないよ」

そんなあなたのために、ここで前回の考察の復習をする。これにより、当ブログが〈死海文書〉の名称にこだわる理由をわかっていただけるはずだ。

前回の考察でこう述べた。

ゲンドウに敵対する〈ネルフ〉がある

それは具体的には、ネルフ・ユーロ支部であるとした。ユーロ支部はゲンドウの権限がおよばない点も確認した。

先に見たように、〈Mark.06〉はゲンドウには秘密裏に建造されていたが、〈ゼーレ〉が直接この作業をしていたのではなく、ユーロ支部のスタッフがおこなっていたと考えられる。言うまでもなく、〈ゼーレ〉はこの世界(虚構A)では活動できないからだ。

前回の考察で次のようにも述べた。

ユーロ支部では、ゲンドウたちとおなじように、やはりモノリスで〈ゼーレ〉と会話し、命令を受けているのかもしれない。

ということは、ユーロ支部でも〈人工知能ゼーレ〉から〈死海文書〉の内容を(やはり間接的に)伝えられている可能性が高い。

だが、ユーロ支部に伝えられているのは、〈死海文書(正典)〉ではなく〈死海文書外典〉だと考えられるのだ。

〈死海文書〉とは、先にも挙げたように

虚構Bの人間(ゼーレ)が虚構Aの人間(ゲンドウたち)を巧みに誘導するための道具――それが〈死海文書〉

ユーロ支部のスタッフも人類である以上は、ゲンドウとおなじように、やはり〈ゼーレ〉にとっては自分たちの目的を実現するための道具にすぎない。〈人工知能ゼーレ〉から伝えられる内容は、すなわち〈死海文書〉というわけだ。

簡単にまとめると次のようになる。

〈死海文書(正典)〉 = ゲンドウ・冬月の率いるネルフ本部が活動するためのもの

〈死海文書外典〉ネルフ・ユーロ支部が活動するためのもの

ユーロ支部が「自分たちが滅亡する計画」を進んで実行しているのは、客観的に見れば滑稽でもあり哀れでもある。なにが彼ら・彼女らを駆りたてているのか。前回も考察したように、「インフィニティの創造」すなわち「自分と世界の禁じられた融合」が崇高で素晴らしいものである、と思いこんでいるのだろう(〈ゼーレ〉に洗脳されている、と見ることもできよう)

〈第11の使徒〉と〈第12の使徒〉は〈インパクト〉のツールである

ここで先に示した表を再び見てみよう。

疑り深いあなたは、次のような疑念を抱くかもしれない。

「〈第3の使徒〉から〈第10の使徒〉まで『コンピュータのバグ』なのだから、素直に考えれば〈第11の使徒〉も〈第12の使徒〉も『コンピュータのバグ』なのでは? 〈第11〉や〈第12〉が『コンピュータのバグではない』と言いきれるのか?」

ご慧眼。そう考えるほうが自然ではある。

かりに〈第11の使徒〉が「コンピュータのバグ」だとするならば、これを「復活した〈リリス〉」と考えるわけにはいかなくなる。〈リリス〉はバグではなく、〈ゼーレ〉が意図的に投入したものだからだ。

第11の使徒 = 復活した〈リリス〉

という説に説得力を持たせるには、

第11の使徒 → 「コンピュータのバグ」ではない

ことを証明しなければならない。

そもそも〈メタフィクション(仮想現実)〉説は、言うまでもなく、劇中で確定したものではない。当ブログの妄想だ。これは〈ループ〉説や〈パラレルワールド〉説なども同様。だからこそ「考察」する愉しみが生まれている。

したがって、「〈第11の使徒〉はコンピュータのバグではない」ことを「1+1=2」のような絶対的な真理としては証明できない。証明はできないが、説明はできる。「〈第11の使徒〉はコンピュータのバグではない」と考えることで腑に落ちる場面が劇中に存在するのだ。

それは次の場面。

 icon-arrow-circle-down 『破』において、〈第10の使徒〉が襲来するカットの直前に、カヲルがプラグスーツを身につけ、〈Mark.06〉に乗りこもうとしているとおぼしきシーンがある。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

時が来たね

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

この場面について、当ブログは過去の考察で次のように述べた。

このとき、いよいよ〈ゼーレ〉の計画が発動したと考えられる。

ここであなたは「あれ?」とならないだろうか?

「倒すべき〈使徒〉は『あと8体』のはずなのに、まだ6体しか殲滅していないぞ?」

念のため、上の表を再び掲げてみる。

 icon-arrow-circle-down 〈第10の使徒〉が襲来した時点で〈使徒〉は7体(「あと8体」のうちの5体)しか殲滅していない。

 icon-arrow-circle-down 〈死海文書(正典)〉には、10体の〈使徒〉(=生存競争の相手[殲滅対象])が記述されているはずである。

〈死海文書(正典)〉に記された殲滅対象は、〈第3の使徒〉から〈第12の使徒〉までの全10体のはず。にもかかわらず、〈第11〉と〈第12〉がまだ現われてもいないうちから、〈ゼーレ〉は〈Mark.06〉を起動させている。これはどういうことか?

この問題については、もちろん過去の考察でもあつかっている。

〈ゼーレ〉はゲンドウたちの企みに気づいていた。だから、あらかじめ手を打ち、カヲルを遣わしたわけだ。

〈ゼーレ〉がゲンドウたちの目的に気づき、なんとかしたいと思っていたことは事実であろう。しかし、さすがにどのタイミングでコトを起こすかまでは予知できないのではないか。

そもそも〈第10の使徒〉を殲滅するタイミングで初号機が覚醒したのは偶然だと思われる。ゲンドウが初号機の覚醒をめざしていたのはたしかだが、やはりどのタイミングでそれが起こるかまでは予測できなかったはずだ*9。

*9:過去の考察では「システムに干渉できる(とおぼしい)ゲンドウなら可能かもしれない」としているが、想像のうえに想像を重ねたもので、もちろん確証はない。「庵野さんはおそらく深くは考えていないはずですよ」と鶴巻和哉監督が語っていることも過去の考察で述べている。

したがって、当ブログの過去の結論をみずから否定することになるが、〈第11の使徒〉や〈第12の使徒〉が襲来する前に〈ゼーレ〉がコトを起こした理由は次のとおりだとしか考えられない。

第11の使徒 → 「コンピュータのバグ」ではない

〈第11の使徒〉や〈第12の使徒〉が「コンピュータのバグ」ならば、ゲンドウたちのエヴァに殲滅(「露払い」)してもらわなければならないはず。

このとき〈ゼーレ〉は、〈サードインパクト〉を発動しようとしていたわけだから、〈第11の使徒〉は殲滅してもらう必要はない——むしろ手を出されては困るのだ。なぜならば、〈第11の使徒〉は「コンピュータのバグ」ではなく、

第11の使徒 = 〈インパクト〉の道具(ツール)

だからだ。

さらに、この発想を〈第12の使徒〉にも拡大してあてはめると

第12の使徒 = 〈インパクト〉の道具(ツール)

という類推も成りたつ。〈第12の使徒〉は〈Mark.06〉だ。過去の考察でも述べたとおり、そしてあなたもご存じのとおり、〈Mark.06〉は〈リリス〉とともに〈サードインパクト〉で重要な役割を果たしている。

そして、やはり過去の考察で結論づけたとおり、

エヴァンゲリオンMark.06 = アダムスの器

であるから、

第12の使徒 = アダムス

が成りたつ。

ようするに、〈リリス〉と〈アダムス〉は〈インパクト〉の道具というわけだが、これまで考察してきた真実に一周まわってもどってきたことになる。

ここまでわかった事柄を表に書きこんでみよう。

 icon-arrow-circle-down 〈第12の使徒〉は、より正確な表現の〈アダムス〉とした。また、〈第11の使徒〉と〈第12の使徒〉は、〈外典〉で「〈インパクト〉の道具」と説明されているとした。

〈Mark.06〉の仕事は〈使徒〉の殲滅ではない

無邪気になりきれないあなたは、ここで次のように考えるかもしれない。

「〈Mark.06〉は、襲来した〈第10の使徒〉を倒すために起動させたのかもしれないぞ」

なるほど、たしかにカヲルが「時が来たね」と言うシーンの直後に〈第10の使徒〉が襲来するシーンが置かれている。あたかも〈第10の使徒〉の襲来を察知してカヲルが行動を開始したように思える。

となると、「〈第11の使徒〉→コンピュータのバグではない」とする根拠が弱くなる。

ここで、当ブログがかつて聞きかじった付け焼き刃の知識を披露してみたい。

アメリカの法律用語に「Res Ipsa Loquitur(レス・イプサ・ロクィタ)」がある。意味はラテン語で「事実それ自体が証明となる」。

これを『ヱヴァ』の謎解きにあてはめてみる。

〈Mark.06〉は〈使徒〉と戦っていない

これは紛れもない事実。『破』の終盤、〈Mark.06〉が月から飛来したのは、〈第10の使徒〉が殲滅された直後だ。したがって——。

〈Mark.06〉の仕事は〈使徒〉の殲滅ではない

という推論が成りたつ。

もちろん、あなたは納得しないだろう。〈Mark.06〉が〈使徒〉と戦わなかったほかの理由を、思いつくままあげてみよう。

  • 月から地球まで距離が大きすぎて間に合わなかった
  • 〈Mark.06〉の戦闘力は低いので〈使徒〉と戦えない

これらの点について考察してみる。

まず「〈Mark.06〉の戦闘力は低い」点から検討してみる。

あなたもご存じのとおり、〈Mark.06〉がどのような能力を持っているか、劇中ではまったく描かれておらず、不明だ。

一方で、〈Mark.09〉 のふるまいは『Q』で描写されている。当ブログの考察では、〈Mark.06〉も〈Mark.09〉も〈アダムスの器〉であり、両者は似たような性能を持っていると想像できる。

〈Mark.09〉は、おそらく劇中で最強の機体だ。

 icon-arrow-circle-down ほかの機体には出せない光弾を放って攻撃してくる。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

〈Mark.09〉はアスカが〈改2号機〉を犠牲にしてやっと倒せた。〈Mark.06〉もおなじような攻撃力を持っているとするならば、「弱い」ということはなさそうだ。少なくとも、〈第10の使徒〉を倒す戦力のひとつにはなったはずだ。

でも、実際は〈Mark.06〉は参戦していない。

では「間に合わなかった」のか? 〈第10の使徒〉を倒せる力を持ちながら、月と地球との距離がありすぎて間に合わなかった。まさに宝の持ち腐れ。なんともマヌケな話だ。

「そうなんだよ! 『エヴァ』ってマヌケな物語なんだよ! わはははは!」

冷静さを失ってはいけない。『Q』に興味深いセリフがある。

ヴンダーに収容されたシンジを奪還しようと、〈Mark.09〉がヴンダーを襲撃するシーン。日向マコトがミサトに次のように報告する。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

(日向)目標 後甲板です
いきなり取りつかれました

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

ヴンダーのレーダーなどで〈Mark.09〉の接近を感知できなかったのだろう。これはなにを意味しているのだろうか? 想像力を働かせると次のような真実が浮かびあがる。

〈Mark.09〉はワープ(瞬間移動)できる

〈Mark.09〉は、〈ゼーレ〉のエヴァだから、初号機などとは異なり、いろいろな禁じ手を使えるのだと思われる。

 icon-arrow-circle-down 飛行エンジンのようなモノがニュルニュルと生成されたりもする。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

ありていにいえば「チート」な機体、「ズルっ! ゼーレのやりそうな事ね」というわけだ。

同様に、〈Mark.06〉もチートなズルい機体、すなわち、

〈Mark.06〉もワープできる

と考えたとしても、あなたも文句はないはずだ。

〈Mark.06〉は月から地球に飛来したといっても、はるばる長距離を飛行してきたのではなく、月から地球にワープしてきたのだと想像できる。間に合わなかったわけではない。

つまり、

〈Mark.06〉は〈第10の使徒〉が殲滅されるのを待っていた

にちがいないのだ。

「〈Mark.06〉は〈第10の使徒〉を倒す時間も戦闘力もあったのに、どうして戦わなかったの?」

あなたは当然のようにこの疑問に突きあたる。

その理由は——もちろん当ブログの想像ではあるが——次のとおりだ。

〈Mark.06〉は〈使徒〉と接触するとバグる可能性がある

初号機などのエヴァも、〈使徒〉に侵食されて窮地に陥る場面がある。しかし、〈Mark.06〉が〈使徒〉に触れると、もっと取り返しのつかないことになるのではないか。

そもそも初号機など旧ネルフのあつかっているエヴァと、〈ゼーレ〉の使っている〈Mark.06〉などのエヴァは、似て非なる存在だ。

 icon-arrow-circle-down 過去の考察でも見たように、両者は建造方式が異なる。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

Mark.06の建造方式が
他とは違う

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

〈Mark.09〉は全身がコアになっており、アスカが少なからず驚いている。〈改2号機〉などのエヴァとはちがう造りになっているのだろう。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

 icon-arrow-down 

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

こいつ 全身がコアか!

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

〈Mark.09〉の全身がコアならば、〈Mark.06〉もやはり全身がコアになっている——と考えるのは、飛躍のしすぎではあるまい。

 icon-arrow-circle-down 〈第12の使徒〉と化した〈Mark.06〉が〈改2号機〉の攻撃を受けつけない様子を見てマリが言う。これは〈Mark.06〉がバグった姿と考えることもできるだろう。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

姫 ムダ弾はやめときなよ
あれ全部コアだから

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
©カラー

以上のような理由で

〈Mark.06〉の仕事は〈使徒〉の殲滅ではない

と考えられる——というより、〈Mark.06〉は〈第10の使徒〉を殲滅したくてもできなかったのだろう。

〈第10の使徒〉の殲滅はマリの役目だった

先に考察したように、〈使徒〉の殲滅はゲンドウがおこなうべき「露払い」だ。ただ、その大義名分があったとはいえ、『破』における〈第10の使徒〉との戦いを見ると、とても「〈Mark.06〉の仕事は〈使徒〉の殲滅ではない」などと呑気にかまえている余裕が〈ゼーレ〉にあったとは思えない

〈使徒〉の殲滅は、人類の生存のためだけではなく、〈ゼーレ〉がみずからの目的(=〈サードインパクト〉)を果たすためにも重要だったはずだ。

〈ゼーレ〉は、ゲンドウやシンジたちが〈第10の使徒〉を倒してくれるのを、ハラハラ・ドキドキ・ソワソワしながら眺めていたとでもいうのだろうか?

「なんだ、意外にマヌケだな、〈ゼーレ〉って、わはははっ!」

あなたは、そんなふうに高笑いのひとつもしたくなっただろう。

じつは、ちがうのである。

このとき、〈ゼーレ〉は彼ら・彼女らなりにがんばっていたのだ。

順に説明していこう。

前回の考察で、次の場面を確認した。

 icon-arrow-circle-down 『破』において、〈2号機〉が封印される。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

2号機のパスは
今でもユーロが保有しているの
私たちには
どうにも出来ないのよ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

この場面では、ゲンドウの権限のおよばない組織が存在し、その組織がユーロ・支部であることを示している、とした(ユーロ支部は当ブログの考察では〈ゼーレ〉と同義である)。

ここのセリフをもう少し素直に解釈すると、次のような事実を確認できる。

2号機は〈ゼーレ〉の管理下にあった

〈2号機〉はアスカの操る機体で、ネルフが運用していた——ここまでは、あなたには釈迦に説法。しかし、もっと厳密に言うなら、〈2号機〉を運用していたのはネルフだが、管理していたのは〈ゼーレ〉なのだ。

そのように考えると、興味をそそられるシーンがある。

〈第10の使徒〉が襲来すると、封印されたはずの〈2号機〉が動き出す

 icon-arrow-circle-down 〈2号機〉の起動は、ネルフ本部のあずかり知らぬことだった。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

(ミサト)エヴァ2号機?
誰が乗っているの?

(日向)不明です!
こちらからの出撃命令は
出ていません

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

〈2号機〉が起動したあとも、依然としてネルフ本部の権限がおよばない。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

(日向)エヴァ2号機と会敵します

(ミサト)2号機との通信は?

(伊吹)相互リンクがカットされています
こちらからは…

(ミサト)そう…
一人でやりたいわけね

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
©カラー

もう、あなたにもおわかりだろう。

〈Mark.06〉を〈第10の使徒〉と戦わせるわけにはいかないので、〈Mark.06〉の代わりを〈2号機〉が務めるよう、〈ゼーレ〉が取りはからった——そんな構図が見えてくるのだ。

とはいうものの、実際は〈2号機〉は〈第10の使徒〉に敗北している。シンジの乗る初号機——それも、覚醒した初号機の力がなければ殲滅するのは無理だった。つまり、ゲンドウの企みがなければ、人類は滅亡していたかもしれない。まさにギリギリの攻防だった。

『破』のクライマックスは、じつはゲンドウと〈ゼーレ〉の絶妙なタッグマッチが勝利を導いた——そんな味わい深い局面でもあったわけだ*10。

*10:同時にマリが何者であるか、その正体も浮かびあがってくるが、その考察は次回にあらためておこないたい。

ないはずの〈第13の使徒〉が生まれた理由とは?

いよいよ今回の謎解きもクライマックスに突入する。

まさか第1使徒の僕が13番目の使徒にとされるとは…」の「13番目の使徒」とはどういうことだろう? なぜ「ないはずの13番目」が生まれたのだろうか?

あなたは、これまでの考察で未解決の問題があったのを覚えておられるだろうか?

ここで「ないはずの13番目」は、ゲンドウの仕業ではない可能性が浮上する。

あなたも含め、『新劇場版』を観た人の多くが(いやほぼ全員が)ゲンドウが「ないはずの13番目」を創り出したと考えているはずだ。

しかし、先にも述べたように

〈初号機〉の覚醒は、〈死海文書〉に記述されていないはず。〈メタフィクション(仮想現実)〉説を前提とするならば、〈死海文書〉とは、〈ゼーレ〉のこしらえたもの。だから、人類にとっては世界の絶対的な法則だ。

したがって、たとえゲンドウであってもその法則を破ることはできないはずなのだ。

でも、あなたは反論したくてウズウズしているはず。

「何を言っている? 実際ゲンドウはそれをやっているぞ? 貴様も『Res Ipsa Loquitur(レス・イプサ・ロクィタ)』『事実それ自体が証明となる』などとほざいていたではないか」

では、ここでその問題を解決していこう。当ブログは次の事実に着目する。

カヲルは「まさか使徒に13番目があったとは…」とは言っていない

つまり、カヲルは自分が「13番目の使徒にとされる」ことに驚いたのであって、「〈使徒〉に13番目がある」ことではないのだ。

ということは——。

カヲルは「使徒に13番目がある」ことをあらかじめ知っていた

なぜ知っていたのか? ここまで考察をお読みのあなたならピンときたはず。

そう。〈死海文書外典〉に「第13の使徒」の記述があり、それをカヲルは知っていたからだ。

「マリが直前のシーンで『ないはずの13番目』と言っているから、作劇上、カヲルがおなじ趣旨の発言をするのは省略したのでは?」

当然、その可能性もある——というか、制作陣がそう意図していた可能性はかなり高い。

だが、開きなおって考えると、劇中でカヲルが「まさか使徒に13番目があったとは…」と言っていない以上、カヲルが「使徒に13番目がある」ことを知っていたと仮定しても矛盾は生じない。ならば、それを前提に突きすすむまでだ。

さて、先に確認したように、カヲルは劇中で〈ゼーレ〉と対峙する数少ない人物のうちのひとりだ。

 icon-arrow-circle-down カヲルは〈ゼーレ〉のモノリスと対話している。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
©カラー

〈ゼーレ〉がモノリスを通してゲンドウたちに〈正典〉の内容を伝えているのと同様に、カヲルに〈外典〉の内容を伝えているのだろう。

ないはずの13番目」は、〈正典〉に「ない」のであって、〈外典〉には「ある」と考えられる。

〈外典〉に「13番目」があるならば、論理的に次の結論が導き出せる。

〈第13の使徒〉を創ったのは〈ゼーレ〉である

〈外典〉を書いたのが〈ゼーレ〉であり、ゲンドウがその内容を変えることができないならば、当然そのような結論に行きつく。

「え? ということは、〈ゼーレ〉がカヲルを『13番目の使徒』にしたってこと? マリが『ゲンドウ君の狙いはコレか?』と言っているのと矛盾するぞ!」

「あんたバカぁ? カヲルが『さすが、リリンの王』と言っているのも矛盾するじゃない!」

あなたは怒り心頭に発し、ブラウザの閉じるボタンに手がかかったかもしれない。

なるほど、カヲルが〈外典〉の内容を知っているなら、「13番目の使徒」が自分であることもわかっていたはず。「13番目の使徒にとされるとは…」と悔しがるのは、きわめて不自然だ。

この問題はどう解決すればいいのか? 答えはこうだ。

〈外典〉には「第13の使徒=カヲル」とは書いていない

では、〈外典〉では「第13の使徒」をどう記述しているのか?

「きたきた。性懲りもなくクイズを出すんだろ?」

ご明察。〈第13の使徒〉の正体をあなたも考えてみていただきたい。

「どうせ、『劇中に登場していて、われわれも知っている。これまで何度も名前が登場している』って言うんだろう?」

そこまでご理解いただいているなら話は早い。

ヒントは「始まりと終わりは同じというわけか」

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コメント

  1. アバター

    こんにちは。こちらの記事に死海文書についての私の考察を全てまとめたのですが、10までと11からでは全く性質が違うことが分かりました。
    こちらの記事で言われていることと整合性があると思いますので、ぜひ一読して頂ければと思います。

    • ありがとうございます! のちほど拝見いたします。

      どうぞよろしくお願いします。

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