やばい!『アーティストのためのハンドブック』が読めない!

副題は「制作につきまとう不安との付き合い方」。今、私はガールズ・ラブ&心霊学園ホラーの小説を書いています。ですから、こういうのを読んで勉強しようと思ったのです。

想像力は邪魔をする。
作品を制作するふりはできない。
才能は必ずしも必要ない。
日常の問題はアーティストを振り回す。
競争は自分の中にある。

もくじを見ておもしろそうだと思い、手にとったわけですが……。

なぜか内容が頭に入ってこない!

「これはこの本が悪い!」と放り出すこともできたでしょう。少し前の私ならそうしていたかも。

だが、待てよ。これは自分自身に原因があるのでは? つまり、自分は自称・小説家であって、ほんとうのアーティストではないから、この本に書かれている内容を自分の問題として捉えられないのでは? (もちろん、翻訳の問題でもないでしょう)。

つまり、自分はアーティストではない。いや、ほんとは「自称」ですらない。戦慄です。

ですから、この本を正当に評価することは私にはできません(「じゃあ、ブログで取り上げるなよ」という批判は甘んじて受けます)。

ただ、ひとつだけ目からウロコの記述もありました。

アート作品は、ごく普通の人によってつくられています。長所しかないような人間が自ら作品を制作するとは想像できません。聖母マリアが風景画を描くとは思えませんし、またバットマンが陶芸をするとも思えません。

日々、自分の作品と格闘し、ほんとうに悩んでいる人ならば、突破口を見つけられるかも──と想像することで終えるしかありませんでした。

  • コメント: 0

『ゲームの父・横井軍平伝』で遊びの原点を思い出そう

SCANDAL『STANDARD』はやっぱカッケーよな?

関連記事

  1. ブログの記事をまとめた本『ぎゃふん5』の電子書籍…

    あけましておめでとうございます。この「ぎゃふん工房の作品レビュー」も今日で1…

  2. 『はじめての憲法教室』で“知ってるつもり”をただ…

    憲法の本というと、どうしても小難しいイメージがあり、まあ専門書ともなればたし…

  3. 『ゲームの父・横井軍平伝』で遊びの原点を思い出そ…

    横井軍平。功績の大きさに関わらず、その名はほとんど知られていません。ですが、…

  4. 近未来を舞台にした藤井太洋『UNDER GROU…

    その名のとおり「地下経済」をテーマとしたSF小説。2018年という近未来を舞…

  5. 藤井太洋『Gene Mapper』を電子書籍入門…

    紙の本を押しのけAmazonで1位を獲得したことで注目を集める『Gene M…

  6. 『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』で今後の…

    この本はもともと『イスラムの人はなぜ日本が好きなのか』というタイトルで刊行さ…

  7. 酒井順子『着ればわかる!』でなにがわかる!?

    酒井順子さんはぼくの好きな書き手のひとりなので、その名を見かけたら、つい手に…

  8. ジョジョの奇妙な冒険の名言のイメージ

    会社に行きたくないときに効く!『ジョジョ(第3部…

    「会社に行きたくない」。そう思ったときは、心が疲れているのかもしれない。…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

このサイトは……?

映画・音楽・ゲーム・本など、いろいろなジャンルの作品をみなさんといっしょに楽しむ〈ネタバレなし〉ブログです。フリーランス・ライターのユニット〈Gyahun工房〉が趣味を全開にしてお届けしています。

おすすめの記事

  1. 『貞子vs伽椰子』
  2. 『闇動画』
PAGE TOP