このブログで情報を小出しにしている『天使の街〜プライマリー〜』は、『天使の街〜ハルカ〜』『天使の街〜マヨ〜』の2つの物語で展開します!
また、みなさまに新たな読書体験をご提供するために、AmazonやiBooksで買える〈電子書籍〉としてリリースすることになりました。
今回はあらためて、それぞれのストーリーと、この物語の魅力をご紹介します。
もくじ
『ハルカ』&『マヨ』のあらすじをご紹介
天使の街〜ハルカ〜
ハルカは、私立麗宝学園の心霊研究クラブに所属する高校2年生。憧れのセンパイ・マヒルが数日前から学校に姿を見せないことを気に病んでいた。意を決してマヒルの家を訪れたハルカが見たものは、生気を失ったセンパイの姿だった。なぜかハルカに迫るマヒル。不審に思いながらもカラダを委ねるハルカ。ふと気がつくと、その部屋には、天井に張りつく老婆がいた──。
ハルカの見たものは幽霊なのか? マヒルは霊に取り憑かれてしまったのか? 心霊研究クラブのメンバーとともに、ハルカは再びマヒルの家を訪れる……。
学園祭を7日後にひかえた女子校で巻き起こる怪異。想いを寄せる先輩がバケモノと化してしまう哀しき少女の物語。
天使の街〜マヨ〜
女子大生のマヨは、ひとり旅で岐阜県・郡上八幡を訪れ、ナツミという名の美女に一目惚れしてしまう。ナツミは〈テンシ〉と呼ばれるバケモノについて語りだす。話を半信半疑に聞きながらも、マヨはナツミの不思議な魅力に惹かれていく──。
郡上八幡の名物〈郡上おどり〉の開かれた夜、マヨは〈テンシ〉に襲われるが、その危機をナツミが救う。完全にナツミに心を奪われてしまったマヨは、告白することを決意する……。
郡上八幡、汐留、横浜、雄蛇ヶ池──。実在する「テンシの街」を舞台に、バケモノ退治に奮闘する女たちは、異形の持つ奇妙な魅力に惹かれ始めていく……。
〈テンシ〉に運命を歪められた女たちの悲運のストーリー。
今、注目すべき『天使の街』の魅力とは?
すでにお伝えしている内容もありますが、あらためて『天使の街』の魅力を整理しておきましょう。
その1.女の子が女の子に恋をする“ガールズ・ラブ”
『天使の街』では、女の子が女の子に恋をする“ピュアなラブ・ストーリー”が展開します。過激な性描写はありません。これまでガールズ・ラブに抵抗感のあった方にも安心してお楽しみいただけます。
その2.幽霊が出てくる“心霊学園ホラー”
日常と隣り合わせの恐怖。私たちの住む街に出現するバケモノ。主人公の前に現れるのはそんな異形のモノたちです。流血や暴力シーンなど、残虐な描写はありません。数々のホラーゲーム、映画、小説に慣れ親しんだ作者が新時代の恐怖をご提供します。
その3.ライトノベルと一般文芸の中間“ミドルノベル”
本作品はライトノベル風の小説です。しかし、ラノベより重厚な世界観を持つ“ミドルノベル”というべき作品。疾走感あふれる文章で、ふだん読書をしない方でもサクサク読め進めることができます。
その4.ふたりの主人公の物語が楽しめる“クロスオーバー・ストーリー”
『ハルカ』『マヨ』のストーリーはそれぞれで完結していますので、いずれか一方だけでもお楽しみいただけます。ただし、同じ出来事であっても、主人公によって意味が異なる場合があります。もう一方の物語を読み解くことによって、より『天使の街』の世界観を深めることができるでしょう。
その5.お手元の端末ですぐ読める“電子書籍”
無料アプリをダウンロードすれば、あなたの持っているスマートフォンやタブレットですぐに読むことができます。新たに専用の電子書籍リーダーを購入する必要はありません。
『天使の街』は2013年、2冊同時リリース予定!
すでに『天使の街〜マヨ〜』の第1稿が完成しています。文庫本換算で570ページの長編となりました。現在は、『ハルカ』の第1稿を執筆しながら、『マヨ』の直しを進めているところです。
今後も、このブログで最新情報をお知らせしていきます。ぜひご期待ください。
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