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	<title>サスペンス &#8211; ぎゃふん工房の作品レビュー</title>
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	<description>映画・音楽・ゲーム・本など、いろいろな作品を評価する〈ネタバレなし〉ブログです。</description>
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	<title>サスペンス &#8211; ぎゃふん工房の作品レビュー</title>
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		<title>『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』で〈社会〉の勉強をするのだ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ぎゃふん工房（米田政行）]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 13 Aug 2016 22:00:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[サスペンス]]></category>
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		<category><![CDATA[社会派ドラマ]]></category>
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					<description><![CDATA[『24 -TWENTY FOUR-』といえば、日本の海外ドラマ・ブームの火付け役ともいえるシリーズだ。『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』はシーズン8に続く9番目のシリーズとして制作されたもの。 従 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>『24 -TWENTY FOUR-』といえば、日本の海外ドラマ・ブームの火付け役ともいえるシリーズだ。『<strong>24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ</strong>』はシーズン8に続く9番目のシリーズとして制作されたもの。</p>



<p>従来は「物語はリアルタイムに進行」し、１話1時間ずつ全24話で展開していたが、この新シリーズは12話で構成されている（ややネタバレだが、物語としては24時間の出来事が描かれるので、タイトルに偽りはない）。</p>



<p>エピソードが半分になってもパワーは衰えず、依然として海外ドラマの<ruby>雄<rt>ゆう</rt></ruby>の貫禄を保っている。</p>



<p>そんな本作の魅力を探っていこう。</p>



<h2 class="wp-block-heading deco-gray">サスペンスとしての魅力</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1000" height="375" src="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/24-twentyfour-01.jpg" alt="24-live-another-day" class="wp-image-6160" srcset="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/24-twentyfour-01.jpg 1000w, https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/24-twentyfour-01-300x113.jpg 300w, https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/24-twentyfour-01-768x288.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>
</div>


<p>『24』シリーズは、まさにサスペンスの代表格。本作もその要素を踏襲している。ポイントを挙げていこう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ワンパターンでも手堅いつくり</h3>



<p>シリーズも9つ目ともなればダレそうなものだ。だが、まったく飽きがこない。</p>



<p>味方の組織に潜むスパイ。隠されていた人間関係。窮地を救う意外な人物。反目しあっていた者との和解。クライマックスで明らかになる黒幕──。</p>



<p>たしかにワンパターンではある。でも、そのワンパターンが娯楽作品のセオリーを踏まえているから、純粋にサスペンスとしてドキドキが味わえるわけだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">トラブルには慣れっこ</h3>



<p>ただ、長期シリーズの弊害というべきか、どんなに危機的状況が訪れても、観る者は「どうせジャックがなんとかしてくれるんでしょ」と安心してしまう。いくら犠牲者が出ても、（内心はともかく）バウアーは動じたそぶりを見せないだろう。拷問すら意味がない。</p>



<p>そんなバウアーの超人ぶりはサスペンスと相性がよろしくない。だから、過去のシリーズではさまざまな工夫が施されていた。</p>



<p>たとえば、登場人物が悲劇的な状況に対して悲しんだり憐れんだりする。事態の深刻さがそんな感情表現によって観ている者に伝わる。</p>



<p>しかし、どんなに精神的重圧を受けようが、バウアーは動揺しない。だから、感情を露わにする役目はパートナーに負わせる。観る者は主人公ではなくその人物に肩入れするように仕向けられていた。これが制作者の工夫というわけだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">エピソードは半分でも密度は同じ</h3>



<p>しかしながら、過去と同じ手は使えない。それこそワンパターンになる。では、本作の制作陣は、この問題をどう解決したか？</p>



<p>その答えは、物語が全体の８割ほど進んだ終盤で明らかになる。</p>



<p>さすがのバウアーも処理できないくらい同時多発的に危機が襲来。目がまわりそうな怒涛の展開。エピソードの数は従来の半分になったが、この終盤の詰め込みがあるから、全体の密度はこれまでと等しくなる。むしろストーリー展開の瞬間最大風速はシリーズの中で本作がダントツだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading deco-gray">社会派ドラマとしての矜持</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" width="1000" height="375" src="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/24-twentyfour-02.jpg" alt="24-live-another-day" class="wp-image-6159" srcset="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/24-twentyfour-02.jpg 1000w, https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/24-twentyfour-02-300x113.jpg 300w, https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/24-twentyfour-02-768x288.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>
</div>


<p>じつは『24』シリーズの見るべき点はサスペンスの要素だけではない。むしろ本質は別のところにある。</p>



<h3 class="wp-block-heading">〈国家と人間〉を真摯に描く</h3>



<p>『24』シリーズは、国家と人間の関係を真摯に描いているドラマだ。</p>



<p>主人公ジャック・バウアーが国家機関のメンバーであり、そもそもテロリストと戦う物語なのだから、〈国家と人間〉といったテーマが浮かび上がるのは当たり前──そう思うかもしれない。</p>



<p>たしかに「テロを根絶するのは容易ではない」とか「国家を守るためには犠牲も必要」とか「平和が大切」とか。そんな安直な結論が物語に落とし込まれるのなら、そこらへんに転がっている凡庸な作品と変わらない。</p>



<p>『24』は、〈国家と人間〉にさらに踏み込み、より本質に迫ろうとする気概を感じる。生半可な態度でお茶を濁そうとしていない。その制作姿勢が作品に重厚感をもたらしているのはまちがいない。</p>



<p>では、『24』がつかんだ〈国家と人間〉の本質とはなにか？</p>



<h3 class="wp-block-heading">国家があるからテロがある</h3>



<p>『24』シリーズを観ていると、国家はテロに対処するというよりも、テロの原因そのものになっているように感じる。もしもこの世に国家というものがなければ、そもそもテロなど起こらなかったのではないか。そう思わせる。</p>



<p>あるテロリストは、国家に恨みを持ち、それを晴らすためにコトを起こした。ある集団は国家体制を守るため。またある者は国家の防衛産業から利益を得るため。卵が先かニワトリが先かの話かもしれない。ただ、合法であれ非合法であれ、国家機関の行動がテロのきっかけを作っているように描かれている。</p>



<p>しかも、この９つ目のシリーズでは、国家を守るはずの兵器がみずからの脅威となるのだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">国家は必要悪である</h3>



<p>「だから、国家など不要。壊しちまえばいい」。そう結論づけたいのではない。それはあまりに短絡的だ。</p>



<p>反対に、国家システムに万能感を抱く人も多いはずだ。コトが起きた場合、どんなことでも国家による解決を期待してしまう。そんな心境。</p>



<p>それもまた現実逃避の感傷というものだろう。</p>



<p>重要なのは、すべてを国家システムに依存するのではなく、国家の持つ力の限界を見極めることだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">国家には矛盾がある</h3>



<p>バウアーに捕らわれたテロリストたちは、捜査に協力する代わりに大統領の恩赦を要求する。それで無罪放免というわけだ。</p>



<p>その一方で、テロの阻止に奮闘したバウアーをはじめとする捜査官たちが、法に反したという理由で投獄される。</p>



<p>これは矛盾だ。どう理解すればいいのか。</p>



<h3 class="wp-block-heading">契約に同意しない者に国家は無力</h3>



<p>国家は目で見たり、手で触ったりできない。「だけど存在していることにしよう」という国民の同意があることで成り立っているモノだ。その同意の内容には「テロを起こさない」という約束も含まれている。</p>



<p>ところが、同意しない者の前では、国家は無力なのである。これが国家の限界ということだ。</p>



<p>たしかに、圧倒的な暴力を用いればテロリストたちを叩きのめすことはできるかもしれない。しかし、それはお互いの同意にもとづくものではない。だから、一時的に抑え込むことはできても、第2、第3のテロリストが現れ、同じことが繰り返されていくわけだ。</p>



<p>『24』がシリーズを重ねている<ruby>所以<rt>ゆえん</rt></ruby>でもある。</p>



<h3 class="wp-block-heading">それでも国家システムを守る</h3>



<p>『24』シリーズでは、国家の限界やジレンマが描かれている。ときに私たちに害をもたらす存在。そうであっても、国家に頼らざるを得ないわれわれの現実も冷静に見つめている。</p>



<p>テロリストたちが罪を免れる一方で、勇敢な捜査官たちが裁かれる。そんな矛盾を抱えていてもなお、国家の仕組みは守らなければならない。そう主張しているように思う。</p>



<p>そこに社会派ドラマとしての矜持を見出すことができる。</p>



<p>われわれがみずからの幸福を実現するには、国家システムを守るしかない。</p>



<p>バウアーの奮闘は、だから他人事ではない。しかも絵空事でもない。バウアーの戦う姿は、現実世界で生きるわれわれ自身が戦う姿でもあるのだ。</p>
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		<title>『ゴーン・ガール』が120%楽しくなる〈ネタバレなし〉の４ステップ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[夜見野レイ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 13 Sep 2015 22:00:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ホラー]]></category>
		<category><![CDATA[ホラー映画]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>
		<category><![CDATA[ミステリー]]></category>
		<category><![CDATA[サスペンス]]></category>
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					<description><![CDATA[主人公は幸せそうに夫婦生活を送っていたが、あるとき妻が突然いなくなる。誘拐？　殺人？　謎は物語が進むにつれて深まっていく──。これが本作のあらすじ。これ以上ストーリーに踏み込めば〈ネタバレ〉となり、本作をまだ観ていない人 [&#8230;]]]></description>
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<p>主人公は幸せそうに夫婦生活を送っていたが、あるとき妻が突然いなくなる。誘拐？　殺人？　謎は物語が進むにつれて深まっていく──。これが本作のあらすじ。これ以上ストーリーに踏み込めば〈ネタバレ〉となり、本作をまだ観ていない人の楽しみを奪うことになる。しかし、この説明だけでは、作品の魅力はわからない。</p>



<p>今回は、真相に一切ふれずに本作の楽しみ方を伝える。そんな難題に挑戦してみよう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">［ステップ１］ジャンルを見極める</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><a href="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_01.jpg"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_01.jpg" alt="『ゴーン・ガール』" class="wp-image-4082" srcset="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_01.jpg 640w, https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_01-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></a></figure>
</div>


<p> 予備知識をまったく持たずに映画を鑑賞する場合、最初に確かめなければいけないのは、どんな心構えで作品に向き合えば良いかだ。本作はSFなのか、ホラーなのか。ファンタジー？　それともコメディー？</p>



<p>冒頭で、夫婦の日常が映し出されるが、妻が忽然と姿を消す。</p>



<p>本作がSFなら、妻は異星人に連れ去られたのかもしれない。ファンタジーなら異世界に取り込まれたのかも。そんな想像ができる。</p>



<p>ストーリーが少し進むと、警察が到着し、捜査が始まる。そして、手がかりらしきものが次々と見つかっていく──。</p>



<p>この物語展開から、本作はミステリー・サスペンスだと推測できる。そのつもりで映画を楽しんでいけばいいわけだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">［ステップ２］犯人を推測する</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><a href="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_04.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="640" height="425" src="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_04.jpg" alt="gone-girl_04" class="wp-image-4085" srcset="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_04.jpg 640w, https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_04-300x199.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></a></figure>
</div>


<p> ミステリーならば、観る側の関心は「犯人は誰か」という点に向く。そして、怪しそうな人物を探し始める。すると、いろいろと違和感がわいてくる。</p>



<p>まずは、妻。有名な絵本作家の娘で、本のモデルにもなっている。だから、ちょっとした有名人だ。「きわめて特殊」というほどでもないが、「いたって平凡」と言い切ってしまうのも抵抗がある。</p>



<p>次に、夫。主人公なのだから、順当に考えれば、彼の知らないことは観ている側もわからないし、彼が劇中につかんだ情報はわれわれの前に示されるはず。</p>



<p>ところが、本作の主人公にも、何か秘密が隠されているような気配が漂う。となると、観る側も全面的に主人公を信用するわけにはいかなくなる。もしかしたら、夫が“事件”を起こしているのでは？　そんな疑念がわく。</p>



<p>いったん疑いの目を持つと、主人公、妻、妹、事件を捜査する警官、あらゆる登場人物が怪しく思えてしまう。</p>



<p>このあたりは、まさにミステリー・サスペンスの醍醐味だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">［ステップ３］物語を振り返る</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><a href="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_03.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="640" height="425" src="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_03.jpg" alt="『ゴーン・ガール』" class="wp-image-4084" srcset="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_03.jpg 640w, https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_03-300x199.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></a></figure>
</div>


<p> 本作を見終わったら、ストーリーを振り返ってみる。ミステリー・サスペンスだから、何か問題が起こり、その問題が（どのような形であれ）解決する。つまり、物語のセオリーは守っている。</p>



<p>そう。すべては丸くおさまっている、表面的には。少なくとも、劇中に広げられた“風呂敷”は、きれいにたたまれているのだ。</p>



<p>しかし、何か煮え切らないものが残る人もいると思う。</p>



<p>それは、なぜなのか？</p>



<h2 class="wp-block-heading">［ステップ４］結婚の“嘘っぽさ”を知る</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><a href="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_02.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="640" height="425" src="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_02.jpg" alt="『ゴーン・ガール』" class="wp-image-4083" srcset="https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_02.jpg 640w, https://gyahunkoubou.com/wp-content/uploads/gone-girl_02-300x199.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></a></figure>
</div>


<p> 本作は、結婚生活を描いたものだから、既婚者と未婚者とで、観終わったあとの感じ方が異なる。そんな意見もある。たしかに、結婚をしていない人は、本作の終わり方に対して、「え？　それでほんとにいいの？」「それはおかしい」「常軌を逸している」などという感想を抱くかもしれない。そして、こう考えることでモヤモヤを解消させる。「なんだ。頭のイカれた人の話だったのか」「荒唐無稽」「お伽話」「リアルな話ではない」「自分の住む世界とは別次元の出来事だ」。</p>



<p>ここで、“未婚者”の当ブログが本作から読み取った「結婚の本質」を述べておこう。</p>



<p>結婚とは、そもそもが虚飾に満ちたもの。本作は、物語としておかしくもないし、常軌を逸しているわけでもない。登場人物の頭もイカれていない。とてつもなくリアルな結婚が描かれているのではないだろうか。</p>



<p>登場人物のとった行動は極端ではあるが（そして犯罪でもあるが）、その精神は既婚者であれば共感できること。未婚者なりにそう想像する。</p>



<p>そう思いながら結婚をしていない人が本作を観ると、「結婚なんてしたら、こんなにヒドい目に遭う」「まさに人生の墓場」と震えあがる。別次元の絵空事などではなく、まさに自分の住む街、隣の家で起こりうる出来事だからだ。つまり、最初から最後までミステリー・サスペンスとして観るわけだ</p>



<p>一方、実際に結婚生活を送っている人は、「あるある」「よくできた物語だ」「ウチも同じ」と、心の中でニヤリとしながら楽しむのではないか。つまり、最初はミステリー・サスペンスだと思っていたけど、じつは平日のお昼にテレビで放映しているホームドラマみたいな作品だとわかるのだ。</p>



<p>といったわけで、本作は、観る人が既婚者か未婚者かでジャンルが変わるという珍しいタイプの作品なのであった。</p>



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<p><span class="cap"><small>©2014 Twentieth Century Fox</small></span></p>
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