おすすめ5大ホラーゲームシリーズの最後のひとつが決まらない[1/2]

「ホラーゲームをやってみたいけど、どれから始めればいいのかわからない」「名前だけは聞いたことあるけど、どんなゲームか知りたい」

そんなあなたのために、おすすめホラーゲームを紹介する。

もちろん「ホラーゲーム」といっても星の数ほど存在する。今回は、

  • シリーズ化されている(それだけ人気がある)。
  • ゲームとして良くできている。楽しめる(単に「怖い」「びっくりする」だけではない)。

という観点から選んでみた。

そのため、やや凡庸なラインナップになってしまったかもしれない。逆に言えば、それだけ盤石ということでもある。

今回は、それぞれの概要、魅力、初心者へのアドバイスをざっくりとまとめてみた。各作品への掘り下げは別の機会にしたい。

また、個人的なゲームライフの関係で、取り上げる作品は国内の据え置き機のタイトルが中心となっている。この点もお断りしておきたい。

1.ゲームジャンルの違いに注意したい〈バイオハザード〉

名実ともに、ポピュラーなホラーゲームシリーズのひとつ。最近では酷評されることもあるが、それだけ発売前の期待が大きいということでもある。

ゾンビに代表される「人の形をしたモンスター」を撃退していくゲームだ。

数多くの作品が制作されているが、物語の本流となるナンバリングタイトルに注目してみる。すると、今と昔でゲームジャンルが異なっている。

具体的には

  • 昔 → アドベンチャー → 『バイオハザード(無印)』『2』『3』『ベロニカ』
  • 今 → シューティング → 『4』『5』『6』

となる。

では、「アドベンチャー」と「シューティング」の違いはなんだろうか。

それは、「敵に狙いをつける必要があるかどうか」だ。

昔の〈バイオ〉は「アドベンチャー」だ。銃を構えれば自動的に敵に狙いが定まり、ボタンを押せば確実に弾が命中する。つまり、素早い複雑な操作は要求されない(ただし、敵に遭遇して何もしないとダメージを受ける。だから、遅かれ早かれアクションを起こす必要はある)。

したがって、あまり射撃の爽快感を得ることはない。それよりも、ゲームの核となるのは「探索」だ。

まさに“そこを歩く恐怖”。ゲーム進行に必要なキーアイテムを見つけるため、異形が徘徊するフィールドを探索する。これが昔の〈バイオ〉シリーズの醍醐味だ。

一方、今の〈バイオ〉は「シューティング」となっている。自分で狙いを定め、的確に敵の弱点を射撃しなければならない。もちろん、敵もよろこんで的になってくれるわけではない。巧みに身をかわし、反撃してくる。そのぶん、こちらの攻撃が命中したときの爽快感もひとしおというわけだ。

基本的に「探索」は必要ない。一本道なので迷うことも少ない。道中に現れる敵たちを情熱のおもむくまま撃破していけばいい。

今や〈バイオ〉は、老若男女がプレイするシリーズだ。これが意味するのは、ようするに「誰でも楽しめる」ということ。けっして難しいゲームではない。操作に慣れ、コツをつかんでしまえば、誰でもクリアまでたどり着ける。

株式会社カプコン:ゲーム:バイオハザードシリーズ

バイオハザード (ゲーム) – Wikipedia

2.異様な世界観が心に入り込む〈サイレントヒル〉

『バイオハザード』の第1作目が登場したとき、たくさんのフォロワー的なゲームが発売された。この『サイレントヒル』もそのひとつ。しかし、今でも続く人気シリーズとなっている。ほかの〈バイオ〉の亜流作品に抜きんでていたからだ。

〈バイオ〉と大きく異なる点は、その“異様な世界観”だ。まさに悪夢とか狂気の中に入り込んでしまった感覚。これが〈サイレントヒル〉シリーズの魅力となっている。

ゲームとしては、〈バイオ〉でいうところのアドベンチャーだ。射撃の爽快感より、悪夢の中を徘徊する恐怖を得られる。その闇に飲まれる感覚がいつしか快感に変わっていく。

世界観が独特であるため、「探索」の難易度がやや高い。少し頭をひねらないと、先に進めないようになっている。これも〈バイオ〉にはない特長だ。

早急に答えを求めず、じっくりと考え込む忍耐力があるならば、必ず道は開かれる。困難を突破したときの達成感を味わってほしい。

SILENTHILL PORTAL SITE

サイレントヒル – Wikipedia

3.幽霊たちに同情してはいけない〈零〉

かつて恐るべき“秘密の儀式”が執り行われた村。そこに迷い込んでしまった少女たちが幽霊に襲われる──。

言ってしまえば、これも〈バイオ〉の亜流だ。〈バイオ〉のアドベンチャーとシューティング両方の要素を兼ね備えている。

しかしながら、「心霊写真を撮って除霊する」というゲーム性がこのシリーズを魅力的なものにしている。

心霊写真を撮影するカメラ(射影機)を構える。幽霊に狙いを定め、シャッターボタンを押す。これはシューティングの手順そのもの(そもそも英語のshootが「撮影する」という意味だ)。

そして、幽霊がはびこる広大な屋敷を主人公たちが彷徨う。これがアドベンチャーの部分。探索をしていくうちに明らかになる驚愕の真実。このゲームの恐怖のキモだ。

ゲームをプレイしながら、良質な文芸作品を読んでいるのかと錯覚する。無残に殺された人々の恨みが画面の裏側に渦巻いている。それを読み解いたときに心に去来するのは、恐怖というより切なさや哀しさだ。

幽霊たちに(精神的に)引きずりこまれないよう、心に余裕があるときにプレイすることをおすすめする。

零 (ゲーム) – Wikipedia

※4番目以降は⇒おすすめ5大ホラーゲームシリーズの最後のひとつが決まらない[2/2]

オウム真理教の裁判を見つめる森達也『A3』を読んでわかったこと

おすすめ5大ホラーゲームシリーズの最後のひとつが決まらない[2/2]

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